2026/04/11

3種類のラベンダーを種子から育てて越冬後に比較した結果

2025年にラベンダーの種子を3種類集めて、初めて「種子から育てるラベンダー」にチャレンジしました。

播種は2025年4月下旬。育てた苗の生育状況、それから越冬後の様子を観察して「そういうことなんだね」という結論に至ったので記録しておきます。

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画像の苗は左からブルースピアー(Lavandula angustifolia Blue Spear)、スパイカ(L. latifolia)、イングリッシュ(L. angustifolia)。

ブルースピアーは新しい品種のようで、サカタのタネ公式オンラインストアでは「秋まきで翌春に開花するイングリッシュラベンダー」との説明があります。

その通り、秋播きどころか北海道では春播き(2005年4月下旬播き)でも1年目で開花しました。ポット苗の画像は2025年7月10日です。

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7月31日の様子。咲いているラベンダーはどちらもブルースピアーです。

面白いことに、ラベンダーらしく株内のすべての枝が一斉に開花するのではなく、育った枝から順に咲く感じです。

つまり、豪華さはありませんが咲いている期間が長い、ということになります。

「これはすごい品種だなー」と思ったわけですが・・・

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越冬後のブルースピアー。

庭へ植えて活着後に刈込み、越冬後の様子です。燃え尽きたというか、完全に枯れているように見えます。

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別のブルースピアーは、かろうじて一部の枝に残った葉が緑を保っていて生き残ったように見えますが、これから回復するでしょうか?

少なくとも元気そうには見えません。

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スパイカはすべての株が、ラベンダーらしい雪解け後の姿を現しました。

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イングリッシュもです。全然問題なし。

さて、「秋まきで翌春に開花するイングリッシュラベンダー」、耐寒性「強」と公式HPの説明にあったブルースピアーですが・・・

イングリッシュラベンダーのようには元気に越冬せず、もしかすると僕の庭では全滅かもしれません。

積雪前の寒さに負けたのか、それとも積雪後の過湿によるダメージなのかは分りませんが・・・とにかくこの地での越冬は厳しかったようです。

そこで僕は「そもそも、こいつは本当にイングリッシュラベンダーなのか?」と疑ってしまいますが、イングリッシュラベンダーの中で早咲きの系統を選抜すると、生育が早く柔らかい茎葉になることは想像できます。

そうすると「発芽から一年以内に開花する」という素晴らしい特性を発揮するのでしょうけれど、生育中に茎の木化が十分に進まず寒さや積雪に弱くなることはありそうです。

ブルースピアーの Hardiness Zone を調べたところ、Ball Seed のHPで Hardiness Zone: 6a - 8b と示されていました。この指標によれば Hardiness Zone が6の札幌だったら無事に越冬するのかもしれません。一方、僕の庭は Hardiness Zone が5の北海道千歳市なので厳しかったのかな、と思いました。

一方、イングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)のHardiness Zone は5-9ですから、ブルースピアー(6a-8b)は「普通のイングリッシュラベンダーに較べて寒さにやや弱い」という位置付けのようです。でも「もっと弱いんじゃやないかな?」というのが僕の実感なのです。

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2026/04/10

温室代わりのガラス容器でマリーゴールドが発芽しました

北海道のガーデニング上級者は、もう室内で一年草の播種をしているはず。

でも僕は室内播きをしたくないので、骨董品級のガラス容器を温室代わりにしてみました。

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これはデシケーターという器具で、職場で機器の入替えがあった際に処分されたものをもらってきました。

本来は底の方に乾燥剤を入れて密閉し、種子やその他サンプルを乾燥させたり長期保存するような使い方をします。

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今日は曇りで、外気温11℃の時に容器内は約20℃でした。

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5日前に播種したフレンチマリーゴールドが今日、発芽しました。

フレンチマリーゴールドの発芽温度はおよそ20~25℃とされています。

この5日間の外気温は最高が15℃、最低は1℃だったので、デシケーターによる発芽効果はあったようです。

この先うまいタイミングでポット上げし、育苗を成功させたいところですが・・・4月下旬の積雪もある北海道ですから油断はできません。

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2026/04/01

北海道にも春が来た!2026年

今日から4月。

雪が融けた地面は土の凍れも解けて、庭では早咲きの花が一斉に咲きだしました。

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初めての春を迎えた僕の庭。

今シーズンの早咲きメンバーはクロッカス(Crocs)、シクラメンコウム(Cyclamen coum)、プリムラデンティキュラータ(Primula denticulata)、フクジュソウ(Adonis ramosa)、ビオラ(Viola)、デイジー(ヒナギク、Bellis perennis)です。

ほぼ火山灰100%の土壌に牛ふんたい肥や腐葉土を加えながら、徐々に土壌改良を進めているところ。

咲いてはくれましたが、球根は凍れ上りで浮き気味になるなど、どれも本調子ではないように思います。

 

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こちらはデルフィニウム(Delfinium)の萌芽。

去年の秋、ホームセンターの店頭で処分価格となって弱々しかったポット苗3株を買って植えたところ、越冬後は2株が早々と萌芽しました。

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最後の一株が動き出したように見えたのでよく見ると・・・タンポポに変身したように見えますね。

まあ、安物に手を出した僕がよくないので仕方ないかな。

 

つい1週間前までは、あれこれ調べながらPCの前で春を待つ日が多かったのです。

それがこの3日、明るい間はほとんど庭で過ごしていました。

「シーズンが始まったなぁ」という感じですが、あまりワクワクしないのは、「シカが来るんじゃないか?」という心配があるからでしょう。

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2026/03/30

種まき開始・近所のシカの動向を偵察した日

宿根草・多年草の播種を開始しました

今年は春の訪れが早いです。

最低気温が0℃を大きく下回らなくなったので、3月28日から宿根草・多年草の種まきを始めました。

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耐寒性の宿根草・多年草は吸水後に一定期間の低温(よく言われるのが5℃程度、2~4週間)に遭遇するとよく発芽するので、4月中旬までに種まきを済ませるつもりです。

シカ対策を考えて、今シーズンはハーブに分類されるようなシソ科やキンポウゲ科の種子を多めに集めておきました。

シカによる食害を受けにくいと言われるアガスタシェ(Agastache)、ラベンダー(Lavandula)、アキレギア(Aquilegia)、アネモネ(Anemone)、デルフィニウム(Delphinium)など。

僕のやり方は、小さな種子の場合は10.5cmポットへ10~30粒播いて、発芽後本葉2~3枚で9cmポットへ移植します。

大きな種子や一年草は9cmポットへ3~5粒を播いて発芽後、間引きして1~3本にします。

さて、近所のエゾシカの動向は?

エゾシカ(シカ)は、我家の庭へ最後に侵入したのが1週間前で、近頃はあまり気配を感じなくなりました。

本当かな?と近所へ偵察散歩に出かけると・・・

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ここはつい2週間ほど前まで、シカの猛攻に遭っていた近所の庭です。

右上に見える木はニシキギで、その枝だけでなく幹の樹皮が冬の間にバリバリ食われていました。

その場所で、シカに食われやすいと言われる黄色のクロッカスが咲き、萌芽したチューリップも無事な様子。

これを見ると「シカはもう来ていない(=森へ帰った)のかな?」と思ってしまうのですが・・・

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数百メートル離れた別の家の庭では、花壇の一部が掘り返されシカの足跡が深く刻まれていました。

新しいフンがゴロゴロ残されていて、しっかり食った様子です。

球根ごとチューリップを食った跡かな、と思っています。

これを見ると、やはり「まだまだ油断はできないな」と思い知ります。

それで「やはり、何らかの囲いを設置して奴らが易々と入れないようにしなきゃな」と考えているところです。

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2026/03/25

いろいろ出てきた春の日

日中は10℃を超えるような日が続き、庭に積んだ雪は日毎に少なくなっています。

普通ならウキウキするところですが・・・雪の下から植物が顔を出せばシカに狙われますから、気分は今一つなのです。

一方、庭でのエゾシカの痕跡はここ数日見ていないので「餌が豊富な場所へ移動したかな?」と期待をしますが、僕自身があれこれシカ対策を試みているところなのでその効果かもしれず、シカたちは今でも近くまで来ている可能性があります。

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ムスカリは、大きい球根を植えると雪が積もる前に葉が出てしまうので、右上の葉が去年(2025年)の秋に食われてしまいました。

その残りが雪の下から出てきています。

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クロッカスも雪が融けるのを待っていたようです。

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2025年4月に播いた種から育てたプリムラデンティキュラータ(Purimula denticulata)。

播種から1年で開花しそうです。

ここまでのエリアは道路の側でシカに見つかりやすいので、取り急ぎトウガラシ作戦(糊で練ったトウガラシ粉を付着させる)をしておきました。

特にクロッカスはシカが好んで食うらしいので。

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散歩で、近所の家にフクジュソウが咲いているのを見掛けました。

僕の庭にもフクジュソウを植えていますが家の北側なので、まだ雪の下。

それでもそろそろ、宿根草の播種によい時期です。

この春から育苗などするつもりで去年の夏から買い集めた種がたくさんあるのですが、シカが春~夏も出没するなら、彼らを呼び寄せるような種類は育てない方がよさそうだなと考えています。

さてさて、どうしようか?と悩み、まずは「シカが好まない」とされるハーブなどから播種・育苗を始めることにします。

一年草を中心に本格的な播種は5月になるので、それまでは様子見ですね。

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2026/03/02

雪解けが進み庭の植物が顔を出し始めた

◆2026年の雪解けは早めに進んでいます

ここ北海道千歳市では今年2026年2月24日に積雪ゼロ(アメダス観測地点)を記録し、今日3月2日まで続いています。

平年(4月7日)に比べると1カ月以上早い雪解けなわけです。

去年(2025年)は3月13日にいったん積雪ゼロとなりましたがまた積もり、最終的には3月21日が積雪ゼロの日でした。

ただし我が家は高台の住宅地なので、現在の積雪は10センチほどだと思います。

そんな中、庭の日当たりのよい一角では植物が顔を出し始めました。

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これはヒソップ(Hyssopus officinalis)のピンク花。去年(2025年)春に播種、秋までには開花しました。

花もきれいですが、シカ対策として。

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こちらはイブキジャコウソウだったか・・・いずれにしてもシカ対策とグランドカバーを兼ねて。

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ニンニクです。品種はホワイト6片で、2025年9月5日に種球を植えました。

私がニンニク好きなのと、シカが好まない作物だと知ったので。

初めての栽培のためこれで正常なのか分りませんが、葉がだいぶん黄色くなって雪の下から出てきました。

◆早めの雪解けによる心配ごと

雪解けによって庭仕事を早く始められるのはよいのですが、心配事が2つあります。

①腹ペコのエゾシカたちの餌食になりそう

近所には早々と雪解けした家があり、地際から削り取るように庭の植物が食べられています。

そこではムスカリの痕跡が見えましたが、その他に何が生えていたか分らないほどです。

シカたちが飢餓状態から脱した頃に庭の植物が育ち始めるのが理想なのですが、無理なので対策を考えています。

②雪の下から嫌なものが出て来るのでは?

町内には「地域ネコ」と称して、捨て猫とその末裔を世話している家が複数あるようです。

その猫たちが我が家の敷地を縄張りとした時期があり、毎朝のようにフンを残していたのでその処理(1か所に集めておき、後で土に埋めるつもり)で嫌な思いをしていました。

見掛ければ追い払うようにしたところ近頃は見なくなったのですが、今まで気付かなかったフンなどが雪解けとともに出てくるかもしれません。

 

この地域に今出没しているエゾシカはここを「餌場」と認識している可能性があるので、根本的な対策が必要なのかもしれません。

雪解けはどんどん進みそうなので、実行に移していこうと思います。

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2026/02/23

始動!ということで季節外れのユリ球根鉢上げを敢行した

北海道石狩地方では三連休の間に、急速に雪解けが進みました

ニュースでは本州や四国の少雨による渇水で、給水制限や畑の農作物の生育の遅れが連日、伝えられています。

北海道でもここ数日、例年にない暖かさで雪解けが急速に進んでいます。

変則ですが庭仕事の始動です

そんな中、僕にとって今年の庭仕事の始動が今日。いつもと違うことから始まりました。

というのは、去年(2025年)の秋に地植えするのを忘れていたテッポウユリの球根があったので、北海道としては暖かかった今日、鉢上げを行ったのです。

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ガレージに積んでいた培養土は半解凍状態で、手やスコップで解せば何とか使えるようになっていました。

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ガレージで冷凍状態だった球根は、下根は萎びていますが腐ったような様子はなく、大きな問題はなさそうです。

この冬はマイナス20℃以下まで下がりましたが、こちらもよい感じで耐えてくれたようです。

ただ水分が抜けたためか軽く、少し萎びたような感じではありました。

品種はホワイトトライアンフ。

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予備として保管しておいたスカシユリ(アジアティックハイブリッド)の木子もあったので、ついでに鉢上げを。

これらの鉢には雪を被せておき、春を待つことにしました。

この先、培養土が凍らないような気温になれば、低温で発芽するような草花の播種も始めるつもりです。

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2025/12/08

種子の保存方法に気を付けよう

今年は春から夏にかけて、花の種子がまったく発芽しなかった、という悲しい経験がいくつかありました。

そこで今回は、草花の種子を買って育ててみた僕が気付いたことと、知っていることをまとめておきます。

※種子=種、タネ、などの呼び名がありますが、ここでは正式名称の「種子」としておきます。

 

種子を買うことのできる、さまざまな販売会社と種子の袋

この一年の僕は、かつてないほど多く種子を買い集めました。

引越し先の新しい庭に植える植物をできるだけ、苗を買うのではなく種子から育てようと思ったからです。

苗で買うと送料含めて高くつくし、品種が限られていますから・・・ね。

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最も熱心に集めたのは海外メーカーの宿根草種子です。でも結論から言うと、発芽の良くないものが多かったです。

いくつかは「発芽ゼロ」も。

これらは「〇〇種苗」というような国内の種苗会社ではなく、国内外から集めた種子や苗・資材などを扱う業者が、ネットで販売していたものです。

品質管理に問題があるのだろうな、と思いました。

 

業者によって、種子の品質に対する姿勢に差がある

来春のために、今から種子を買い集めている人が多いかと思います。僕もそうです。

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画像にあるのは国内大手「タキイ種苗」「サカタのタネ」のネット通販で今日届いたもの。

使用期限は来年の10月。品質として発芽率が保証されています。

使う側が適切な扱いをすれば、発芽に問題が起きる心配はまずないと言えます。

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一方、自社で種子を生産していないような業者や海外メーカーの種子の場合は気を付けるべきです。

多くの場合、袋を見ると画像にある矢印のような特徴があります。

〇印は圧着密閉されていますが、矢印は一般の封筒のような折り目が見えますね。

密封されていないのです。

これだけでダメなのではなく、適切な保存がされているかどうかで結果が分れることになります。

 

種子を長く保存するのに適した環境・適さない環境

種子を長く保存する際に目指すべきは、理想的には乾燥(湿度30~50%程度)と低温条件(5℃くらい)に置くことです。

そうは言っても一般家庭では、まあ両立は簡単ではありませんよね。

では、どうするか?

(1)密閉する=初めから袋が密封されていれば、それだけでかなり安全

(2)密閉容器(タッパーなど)に、乾燥剤と共に入れる=密封されていなかった袋や、開封後の種子も保存できる

(3)さらに、冷蔵庫で保管する

・・・アマチュアにとって現実的なのは(2)で室温保管する、というあたりでしょうか。

 

なぜ種子の保存に密閉・乾燥・低温が求められるのか?

種子は発芽の時を待って休眠(一次休眠)しています。そして発芽すべき条件が整った時に発芽します。

発芽の基本的な条件として水分と温度があります。

つまり、乾燥していた種子が水分を吸収し、その時一定の温度があれば発芽の準備を始めます。

もし保存している休眠中に湿度が高くなれば水分を吸収し、この時温度が一定の範囲であれば、休眠から覚めて活動を始めるのです。

この際には溜めていたエネルギー(栄養分)を消費するので、「水分と温度があるのに発芽できない」という状態が続けば、弱ってしまいます。

だから、保存中の種子には静かに眠っていてもらわなければなりません。

 

種子にはさまざまな個性があるので、袋の説明はよく読まなくてはなりません

どんなに品質の高い種子でも、土の上や土の中にただ播けば発芽するというものではありません。

植物の種類によって発芽に適した温度と、光の条件があります。

・低温では発芽しない、または高温では発芽しない

・光が当たらなければ発芽しない、または光が当たると発芽しない

その他に、播いてから一定の低温に当たらなければ発芽しない、というものもあります(低温性の宿根草に多い)。

でもまあ、そのルールさえ守れば難しいことはないのです。

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2025/12/07

使用済みの鉢やポットを処分する

園芸業界は、エコではないよね

庭では、扱いに困るゴミがけっこう出るな・・・と思うのです。

僕は借家での庭いじりから始めて、今年はようやく自分の庭を持つことができました。それを記録したこのブログは、ここまで約18年。

気がつけばいつのまにか、プラ鉢類が大量に溜まっていました。僕は鉢植えの植替えや育苗もするので、一部は再利用していたのですが。

そして、これからの積雪期を控え除雪用具の物置きにもなるガレージを整理していて・・・サイズと形が揃わないこいつらの、扱いに困りました。

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画像にあるのはほんの一部。だいたいは、買ってきた苗が入っていたものです。

よく見れば半分くらいは、新品がホームセンターで園芸用品として売られている・・・ということは価値があるような気がしますよね。

でも、持っていても今後使うとは思えないので、大部分を処分しました。

リサイクルマークが表示されたものもありますが、これを一つづつ洗うには大量の水が必要です。

一方ここ千歳市は、プラ資源であっても汚れたものは「迷わず、燃やせるごみとして出してください」との姿勢。

それでも、形に統一性がなければ重ねられずかさばるので、ゴミ袋へ収めるのに苦労しますよね。

 

では、ガーデナーはリサイクルと地球温暖化防止のために何をすべきなのか?

・・・と考えてみましたが、よい案は思いつきませんでした。

何とかできるとすれば、プラ鉢や資材(腐葉土・培養土・堆肥・肥料など)の容器を洗浄してリサイクルする。

洗浄した水は大量になりますが溜めておいて、それを水やりに使うことくらいでしょうか。

そもそも、「リサイクルするプラはきれいに洗ってね!」というルールには、実効性の面で問題があると思います。

 

支柱にはできるだけ、竹を使おうと思う

ホームセンターには園芸用の支柱が売られていて、だいたいは金属の筒に樹脂がコーティングされています。

竹よりは丈夫で長持ちするため重宝なのですが、これがけっこう、曲がったり折れたりするのです。

その結果、半端な長さや曲がったものが、いつの間にか溜まりますよね。

そこで僕は今年から、できるだけ竹を使うことにしました。

朽ちれば土に帰り、縦に割って節を壊せばキャンプの焚火に使え、それでも余った際には燃やせるゴミになりますから。

 

まだ冬が始まったばかり。でも来年のための種子を集め始めました。

春が楽しみです。

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2025/11/30

植物の耐寒性と越冬性を知るためのハーディネスゾーン(Hardiness Zone)情報

北海道でガーデニングを楽しむには、宿根草や多年草、花木など植物の耐寒性(越冬するかどうか)が気になるところです。

せっかく庭に植え育てても、寒さが原因で枯れてしまっては悲しいですよね。

庭に植える植物の耐寒性または越冬性を、どう調べるか?

北海道で長く植物に触れてきました。だからおおよそのことは理解していますが、初めての植物の苗や種を買おうとするときは、「耐寒性」「北海道で越冬するのか?」を確認しなければなりません。

でも、種苗会社や通販サイトなどの説明は耐寒性「弱」「中」「強」程度の表示で、ぼんやりしています。

北海道では耐寒性「強」が基本ですが、耐寒性「中」でも十分に使える例はけっこうありますし。

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【画像:マイナス3℃の朝、霜をまとったシモツケの葉】

そのような中、「その植物は自分の庭で越冬して育つのか?」と疑問に思ったとき、いちばん確実なのは近所の庭や有料ガーデンで現物を見ることです。

例えば僕の近所であれば「ゆにガーデン」「イコロの森」「銀河庭園(すでに閉園)」などでだいたい分りますが、中には冬の間温室へ避難させていた植物もあるようですから、やはりネット上で自分で調べるのがよいと思います。

では、それ以外の客観的な情報として「この植物、うちの庭で越冬するの?」を調べるにはどうするか?

日本語のサイトにもいろいろ情報はあるので、その複数で確認するのが第一。

次に、英名や学名が分ったら例えば、画像のシモツケであれば学名は Spiraea japonica なので検索窓へ「Spiraea japonica Hardiness Zone」と入れて検索すると、

たぶん上の方にGardeniaのサイト(https://www.gardenia.net)が出てきます。ここを見ると「Hardiness」の欄に「4-9」と表示されています。

他にもサイトがいろいろあり、Plants For A Future(PFA)のサイト(https://pfaf.org/user/)であれば「USDA Hardiness」の欄に「4-8」と出ます。

では、この4-9とか4-8は何を意味するかというと、「これくらい寒いところまでは栽培できますよ」というゾーン(地域)の指標なのです。

日本語で簡単に知ろうとするなら、「耐寒性ゾーンマップ」で検索すると色分けされた日本地図(https://provenwinners.jp/hz_map/)が出てきますので、だいたいのことは分ります。

札幌は7b、帯広が6a、千歳は5b、旭川も5bで、数字とアルファベットが若いほど寒い(最低気温が低い)ということです。

シモツケはGardeniaでもPFAFでも最低が4ですから、僕の庭がある千歳は5なので越冬OKと判断します。

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【画像:霜に当たっても葉の緑を保っているパンパスグラス】

一方、画像のススキのように見える草はパンパスグラス。ネット通販で買った9cmポットの苗を7月に植えましたが、今年は花穂が出ませんでした。

このパンパスグラスは、園芸関係の国内のサイトには「寒さにやや弱い」「関東では地上部が枯れても株は越冬する」というような記述があります。

この情報では、北海道での越冬は望み薄のようですが・・・

英名 pampas grass、学名は Cortaderia selloana ですから「pampas grass」で調べてみると、Gardenia でも PFAF でも Hardiness は「7-11」と出ました。

おっ・・・耐寒性ゾーンマップでは札幌が7なので、北海道でも場所によっては越冬するのかもしれません。

その他の要因

しかし実際には、その植物が耐えられる最低気温に加えて積雪量や、植えた時期も「この植物は越冬できるか?」に影響します。

積雪が多ければ地表付近の温度は下がりにくくなる一方、積雪が少なければ地中深くまで凍結するので根が凍りやすくなりますし、株が土から持ち上がるなど、物理的に傷んでしまう場合もあるのです。

また、植える時期も越冬に影響します。

冬の直前に植え込むのでは、しっかりと張る(活着する)前に寒くなるので、越冬には不利となります。

このように、単純に最低気温のみで判定することはできないので、実際に植えてみなければわからないのが面白くも難しいところですね。

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