3種類のラベンダーを種子から育てて越冬後に比較した結果
2025年にラベンダーの種子を3種類集めて、初めて「種子から育てるラベンダー」にチャレンジしました。
播種は2025年4月下旬。育てた苗の生育状況、それから越冬後の様子を観察して「そういうことなんだね」という結論に至ったので記録しておきます。
画像の苗は左からブルースピアー(Lavandula angustifolia Blue Spear)、スパイカ(L. latifolia)、イングリッシュ(L. angustifolia)。
ブルースピアーは新しい品種のようで、サカタのタネ公式オンラインストアでは「秋まきで翌春に開花するイングリッシュラベンダー」との説明があります。
その通り、秋播きどころか北海道では春播き(2005年4月下旬播き)でも1年目で開花しました。ポット苗の画像は2025年7月10日です。
7月31日の様子。咲いているラベンダーはどちらもブルースピアーです。
面白いことに、ラベンダーらしく株内のすべての枝が一斉に開花するのではなく、育った枝から順に咲く感じです。
つまり、豪華さはありませんが咲いている期間が長い、ということになります。
「これはすごい品種だなー」と思ったわけですが・・・
越冬後のブルースピアー。
庭へ植えて活着後に刈込み、越冬後の様子です。燃え尽きたというか、完全に枯れているように見えます。
別のブルースピアーは、かろうじて一部の枝に残った葉が緑を保っていて生き残ったように見えますが、これから回復するでしょうか?
少なくとも元気そうには見えません。
スパイカはすべての株が、ラベンダーらしい雪解け後の姿を現しました。
イングリッシュもです。全然問題なし。
さて、「秋まきで翌春に開花するイングリッシュラベンダー」、耐寒性「強」と公式HPの説明にあったブルースピアーですが・・・
イングリッシュラベンダーのようには元気に越冬せず、もしかすると僕の庭では全滅かもしれません。
積雪前の寒さに負けたのか、それとも積雪後の過湿によるダメージなのかは分りませんが・・・とにかくこの地での越冬は厳しかったようです。
そこで僕は「そもそも、こいつは本当にイングリッシュラベンダーなのか?」と疑ってしまいますが、イングリッシュラベンダーの中で早咲きの系統を選抜すると、生育が早く柔らかい茎葉になることは想像できます。
そうすると「発芽から一年以内に開花する」という素晴らしい特性を発揮するのでしょうけれど、生育中に茎の木化が十分に進まず寒さや積雪に弱くなることはありそうです。
ブルースピアーの Hardiness Zone を調べたところ、Ball Seed のHPで Hardiness Zone: 6a - 8b と示されていました。この指標によれば Hardiness Zone が6の札幌だったら無事に越冬するのかもしれません。一方、僕の庭は Hardiness Zone が5の北海道千歳市なので厳しかったのかな、と思いました。
一方、イングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)のHardiness Zone は5-9ですから、ブルースピアー(6a-8b)は「普通のイングリッシュラベンダーに較べて寒さにやや弱い」という位置付けのようです。でも「もっと弱いんじゃやないかな?」というのが僕の実感なのです。

































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