2025年9月14日 (日)

美しいカメムシに出会った(ツノアオカメムシ)

今シーズンは家庭菜園で大いにカメムシに悩ませられたので、ちょっとナーバス気味です。

そんな中、育苗トレーの縁を歩く美しいカメムシを見つけました。

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図鑑で調べるとツノアオカメムシ。オスのようです。

広葉樹を食草として繁殖しているようなので我家の菜園に影響はなし。赤い脚と触角、金属光沢のボディが美しいな。

よく似た種にアオクチブトカメムシがありますが、こちらは植物ではなく蛾の幼虫などを食べてくれるそうで。

カメムシには肉食と植物食の種に分れます。それが進化の過程でどのように分かれて今の形になったの?と興味がわきました。

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2025年9月 8日 (月)

ホソヘリカメムシの勉強をした

庭が広くなった今シーズンは張り切って、菜園のエダマメとインゲン(さやいんげん・モロッコいんげん)に力を入れました。

そのインゲン(ネット)の、決まった位置にスリムなカメムシがいつも居ることに気付いてはいたのですが、強敵であると知らないまま見守っていました。

それが、ホソヘリカメムシ(当時、名前だけは把握しましたが生態は確認せず)。

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敏捷に飛翔し、強そうな脚を持っていることからサシガメの一種で、他の虫を捕食する類と勘違いしていました。

だから放置で・・・

エダマメの後半とインゲンが、けっこうやられました。

インゲンの実着きが良くなく、エダマメの一部の粒が吸汁されて硬く不味くなったりして。

でも、初めての場所での地力不足や、他のカメムシの仕業と思っていたのです。

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ホソヘリカメムシに興味を持ったのは最近、インゲンのつるでこのアリのような黒く小さな虫を見つけたことから。

図鑑やネットでアリを調べても、出てきません。

触角が長いことから「アリではない」と気付き、ホソヘリカメムシで検索すると、その幼虫だとわかりました。

そして、ホソヘリカメムシが豆類の重要害虫だと初めて知ることに。

北海道では年1回の発生らしいので、こいつら幼虫が成虫になって越冬するのでしょう。

・・・来年は、成虫を見つけたら虫捕り網を使って片っ端から捕殺、だな。

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2025年9月 7日 (日)

ハマキムシと対峙した

ことし初挑戦のオクラが順調なので、新鮮でやわらかな実を存分に楽しんでいます。

そんな中、一部の葉がゆるく巻かれて虫が入っているのに気付きました。

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上手に巻くものですね。

この時は巻かれた部分をちぎって踏みつぶし「葉巻虫というやつだな」「蛾の幼虫なのだろう」で済ませていました。

ところが・・・

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育苗していたタチアオイ(ホリホック)がひどいことになっていました。

葉が穴だらけで、その多くが巻かれています。

そういえば、オクラもタチアオイも同じアオイ科なのです。

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地植えの成株でも・・・とてもきれいに巻かれていました。

こうなると、敵の正体を明らかにしておかねばなりません。

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葉巻を開くと、緑色で頭の黒いイモムシがいました。1か所に3匹育っている「葉巻」も。

オクラの害虫としてネットで調べると、ワタノメイガのようです。

「年3回発生、8~9月に多い、幼虫で越冬する」と情報がありました。

今後の対策としては、この時期にはオクラとタチアオイの葉が巻かれていないか気を付けて見ておく、ということかな。

タチアオイは北海道でも緑色の葉をつけたまま雪の下で越冬しますが、この秋は葉を切り取って土に埋めることにします。

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2025年9月 5日 (金)

ミニトマトの実に穴が・・・犯人はオオタバコガの幼虫?

家庭菜園で少しのミニトマトを栽培するようになって20年近くになりますが、これまで「虫に食われた」という経験がありませんでした。

それが・・・春に引っ越してきたばかりの新しい土地にて栽培も終わりが近くなる頃ですが、

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ポツポツと穴の開いた実を見掛けるようになり、今日は犯人捜しをしてみました。

これらの、大きく穴の開いた実の中には糞だけがあり、犯人は脱出後。

それでもトマトの木をよく見ると一匹だけ、果梗の所でイモムシを発見しました。

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ヨトウムシに似ていますが、つついても丸まることはありませんでした。

ネットで「トマトの害虫」を検索し画像をあれこれ比較すると、オオタバコガの幼虫によく似ています。

トマトの害虫として重要なイモムシはハスモンヨトウ・タバコガ・オオタバコガで、タバコガとオオタバコガの幼虫は区別が難しいとの情報がありました。

まあ、僕にとってはどちらでもよいのですが、まあオオタバコガとして覚えておこうと思います。

他にも居るのかなぁ・・・

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2025年8月23日 (土)

北海道にはカマキリがいる

少し前に北海道新聞の記事を読んで「へえ、北海道にもカマキリがいるとは聞いていたけれどこの町にもいるんだ」と思っていたら、

数日前に妻が小さいやつを発見しました。「可愛いねぇ。」と。

そして先ほど。

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2階バルコニーをふと見ると、それらしい影。

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拡大して見れば、確かにカマキリで成虫のようです。

温暖化の波、恐るべし。

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2025年4月29日 (火)

山菜採りの季節が始まった。

今年の北海道は、4月後半になって春の訪れがスピードダウンしています。

その中で僕は、いつもの森の散策を楽しみながら先々週にフキノトウ、先週からは若いフキを少しずつ採りつつ、春の進み具合を観察しています。

昨日の散策では明るいブルーの小さなシジミチョウがキラキラと・・・

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コゴミの葉に停まりましたが、きれいな翅の表面は見せてくれず。翅裏の模様から、ルリシジミのようです。

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タラの芽は、少し割れて新葉がのぞき始めていました。

天気がよければ3日後あたりからが採り頃の始まりかな。

雪解けが早く日当たりのよい場所では、タケノコ(チシマザサの新芽)も少し出始めていたので、ついに僕の、山菜採りの季節が始まります。

楽しみだなあ・・・

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2024年8月18日 (日)

ようやくクワガタを見つけた。

北海道では何年振りかで、「盆を過ぎれば涼しくなる」を実感できる晩夏を迎えました。

でもどこかおかしな夏です。

いつもの僕の散歩ルートでは6月中旬頃からミヤマクワガタを見掛けるのですが、今年はお盆を過ぎてからでした。

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たまたま、なのかもしれませんが、これも暑さのせいなのでしょうか。

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涼しくなってから虫たちが活発になってきたようにも感じます。

これは・・・コチャバネセセリかな?

このまま穏やかに秋を迎えられるとありがたいのですが。

でも、まだまだ油断できないのかもしれませんね。

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2024年7月22日 (月)

害虫を退治した日。

今年も北海道は異常な高温の夏となり、今日は札幌近郊でも34℃近くまで上がりました。

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こうなると、招かざる虫が庭のあちこちで急速に殖えます。

今シーズン初めてチャレンジした青じそ(大葉)ですが、葉っぱを巻いて糸で綴っているような。

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開いてみると、ややスリムなイモムシが隠れていました。

ネットで調べると、ベニフキノメイガというやつらしいです。

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いつか地植えしようと、鉢植えで苗を養成中のサンショウには、アゲハ(ナミアゲハ)が頻繁に産卵のためやって来ます。

幼虫がこの葉をバリバリ食べるので・・・これも害虫。

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「蝶の来る庭」を目指している僕としては矛盾するのですが、幼虫が多すぎるのでこの親は駆除しました。

まだ「暑い夏」が始まったばかり。

暑すぎて遊びに行く気になれず、さてどうしたものか?と思案中です。

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2024年6月 1日 (土)

アリグモを観察した日。

気持よく晴れた6月初日。

今年1月に亡くなった母の納骨を午前中に済ませ、軽い庭仕事をしていました。

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この家の庭の入り口にあるクロヤマアリの巣の一員かな?と思って眺めていると、動きがアリとは違うようで。

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頭の前側の形もちょっと違うかな・・・アリグモのようです。

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正面はまさにクモ。

アリグモの存在は知っていたし、これまでにも「これかな?」と何度か見掛けましたが、初めてじっくりと観察しました。

このクモがアリに擬態しているのは、アリの仲間になりたいのではなく、アリを捕食対象外としている敵から身を守るためのようです。

生き物の世界は面白いな、と改めて思いました。

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2023年10月15日 (日)

紅葉の釣り2023年、これでおしまい。

先週の釣りが気持よかったのと、エゾシカカディスの確認もしたかったのでニジマス釣りへ出掛けました。

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紅葉真っ盛りなのに気温20℃。とても気持の良いロケーションです。

雪虫もちらほら、と。

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起きたのが9時、現場に着いたのが12時・・・少し釣ってからいつもの昼食。

釣れなくてもこの秋空の下、満足です。

そしてニジマスがとてもよく釣れて、楽しい休日となりました。

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帰りがけに見掛けたこのムシは・・・メノコツチハンミョウの♀かな?このような葉っぱを食べるイメージはありませんでしたが、一心不乱な様子。

これから冬越し、というところなのでしょう。

そう、僕もこれから冬越しです。

昨日は庭の菜園を片付け、そして今日は渓流釣り・・・身体がよく動き、指先が機能し、眼がよく見えるようになったと感じます。

PC作業と会議ばかりの毎日になってもう4年半。

その卒業まで、あと8か月。

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