2025年9月 7日 (日)

ハマキムシと対峙した

ことし初挑戦のオクラが順調なので、新鮮でやわらかな実を存分に楽しんでいます。

そんな中、一部の葉がゆるく巻かれて虫が入っているのに気付きました。

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上手に巻くものですね。

この時は巻かれた部分をちぎって踏みつぶし「葉巻虫というやつだな」「蛾の幼虫なのだろう」で済ませていました。

ところが・・・

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育苗していたタチアオイ(ホリホック)がひどいことになっていました。

葉が穴だらけで、その多くが巻かれています。

そういえば、オクラもタチアオイも同じアオイ科なのです。

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地植えの成株でも・・・とてもきれいに巻かれていました。

こうなると、敵の正体を明らかにしておかねばなりません。

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葉巻を開くと、緑色で頭の黒いイモムシがいました。1か所に3匹育っている「葉巻」も。

オクラの害虫としてネットで調べると、ワタノメイガのようです。

「年3回発生、8~9月に多い、幼虫で越冬する」と情報がありました。

今後の対策としては、この時期にはオクラとタチアオイの葉が巻かれていないか気を付けて見ておく、ということかな。

タチアオイは北海道でも緑色の葉をつけたまま雪の下で越冬しますが、この秋は葉を切り取って土に埋めることにします。

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2025年8月26日 (火)

アガスタシェ アリゾナサンセット

種子から育てたアガスタシェ アリゾナサンセット。

4月下旬に20粒入りの袋から種まきしてポットで5株が育ち、8月に開花しました。

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品種名の「サンセット」が示すのは、蕾から開花までのオレンジがかったピンクの色合いなのでしょう。

それでも、この色合いは個体によって少しずつ異なり、均一ではありません。

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1年目の草丈は20cmほどで、とてもコンパクトだと感じました。株型も個体差があります。

僕が知っているアガスタシェと言えば、北海道にも自生しているカワミドリ(Agastache rugosa)で1m近くの草丈をイメージしていましたが、品種の説明をよく見ると25~30cmとあります。

アリゾナサンセットは Agastache hybrida Arizona sunset となっていて、品種育成の過程で Agastache rugosa の血が入っているかどうかは分りません。Agastache属には20前後の種があるそうですから、僕のイメージからかけ離れていても不思議ではありませんね。

でも葉に触れると、きちんとカワミドリに近い香りがしました。

これから冬を越して僕の庭で生き残るのか、そして来年の夏にどのような姿になっているのかが、楽しみです。

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2025年2月28日 (金)

タネ集め中。

今年5月に、11年住んだ現在の借家(庭が狭い)から引っ越す予定です。

庭の植物も引越しますが、今度の家は庭として使えるスペースが広く(今はまばらに雑草が生えるのみ)、4~5倍になりそう。

土づくりから始めて配置を考える楽しみもありますが、資材や苗など、欲しいだけ買っていたら結構な金額になります。

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そこでボリュームのある一年草と耐寒性宿根草を中心に、種まきと育苗へ本腰を入れることにしました。

このため、ネット通販でせっせと種子を買い集めています。

5月に種まきしても宿根草の多くは開花が来年となりますが、まあよいのです。

ぼちぼち、ゆっくりとやります。

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2024年6月29日 (土)

暑くなった!ユリ マグニフィークが咲いた!

6月最後の週末は、真夏の暑さになりました。このあたりで29℃。

湿度も高いので、気温以上に暑く感じます。

ところで、我家の庭で最初に咲くユリは、いつもは・・・

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このリーガルリリーなのですが、まだつぼみ。

代りに、この可憐な・・・

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去年の秋に球根を買って植えてみた「マグニフィーク」が一番手となりました。

通販サイトの説明を見ると、テッポウユリに分類しているところが多いようですが、

「ヒメサユリノ血を引く」と説明しているサイトもありました。

さて、どうなのだろう?

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今の主役はこのカンパニュラ カルパティカ。

数年前に苗を植えてから、種がこぼれてあちこちで咲いています。

小さめの蜂がたくさん来るので花弁が傷み、受粉して1輪の寿命が短いのが難点ですが、

それを摘んでおけば次々に開花するのでにぎやかです。

さて、夏本番はこれから。

楽しい季節の始まりです。

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2023年9月23日 (土)

秋分の日 2023年

とても暑かった夏が終わり、迎えた今年の秋分の日は、イメージしていたより「寒い」感じ。

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ひっそりと咲くシクラメン ヘデリフォリウム。イチイの下は、相性がよくないのかもしれません。

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このホトトギスはよく殖えて、この夏にはたくさん抜きました。タネで殖えているように見えるのですが、そんなことがあるのかな?

季節的にはニジマス釣りへ行くべき日だったのですが、先週息子と行ったことと、なんとなく疲れを感じていたので今週末はパス。

代わりに、昨日届いた新しいプリンターのセットアップと、古い方を下取りへ出すための梱包をしました。

自分で決めた、「サラリーマン期間の終了」まであと9か月。

さて。・・・あちこち身体が動きにくくなる中で、まずはこれから来る冬(雪かき・寒い時期の通勤)を乗り越えなければ。

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2023年7月 3日 (月)

個性。

庭に何株か咲いているネモフィラの花をよく見ると、見分けられるくらいの個性があることに気付きました。

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これは中心の白い部分がぼやけて、さわやかな印象のライトブルー。

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こちらは白い部分がくっきりして、青い部分が濃く見えます。

さて、僕のイメージはどっちだったか・・・

好きなのはライトブルーの方で、この花のイメージもこちらだったような気がします。

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散歩道で見つけた四つ葉のクローバー。

シロツメクサの四つ葉はこれまでも何度か見つけましたが、今回のはムラサキツメクサ。初めてです。

この場合は「個性」ではなく「間違い」というべきなのかもしれませんが、その認識で正しいだろうか?と考えてみました。

自然の中では気候変動によって生き物の生存環境が大きく変わろうとしている。

ニンゲン社会の不安定さが増してニンゲン同士の生存競争が激しさを増している。

こんな中では、たとえ「間違い」のように見えても多様性が大切なのかもしれないな、というのが今日の結論です。

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2023年6月12日 (月)

モイワラン・・・たぶん。

(この花は、モイワランではなくサイハイランかもしれません。葉があるのを見落としていたかもしれないので。)

日曜はまた、近所の森で午前中の散歩。

エゾハルゼミの大合唱の中、見慣れない花を見つけました。

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何と、地面付近を見ても葉がありません。

ネットで調べてみるとサイハイランに似ていますが、葉がないこいつはモイワランという種類のようです。

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確かにラン科植物の花の形ですね。

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きれいなハムシも発見・・・というか、多くの昆虫も野の花も、今まさに活動を加速させている雰囲気です。

10日後には夏至を迎えるこの時季、僕にはいくら時間があっても足りない感じ。

仕事は早めにリタイヤする計画で、野山や森を歩き渓流で釣りをする日々を楽しみにしています。

 

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2023年4月 8日 (土)

雹が降った日、クリスマスローズ(オリエンタリス)の新顔が咲いた。

今朝はよく晴れましたが、1年前に定年退職した仕事のことで午前中が潰れてしまいました。

なので森の散歩は明日へ延期。

昼食後に昼寝していると激しい雨とそれ以上の騒音で目が覚め、外を見ると雹まじりの大雨と雷!

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止んでから庭へ出てみると、所々に雹が積もっていました。

そして・・・、おっ!

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植えた覚えのない色のクリスマスローズ(オリエンタリス)が咲いています。

種がこぼれて少しずつ育っているのは知っていましたが・・・前の借家から引っ越したクリスマスローズを植えたのは9年前。

それらが咲いたのが8年前、種がこぼれたのが当年として、発芽が翌年であればそこから7年掛かったことになります。

つまらないことが続いているこの頃の中で、うれしい出来事のひとつだな。

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2022年9月 3日 (土)

昆虫の日々。

大学生になって夏休み帰省中の息子と一緒に、北海道博物館の特別展示「世界の昆虫」を見てきました。

イベント的なものは小学校の夏休み期間中に終わっていますが、質の高い標本がたくさん展示されていて、二人で虫談義をしながら1時間半ほどじっくりと楽しみました。

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9月25日まで。来場者はそこそこいたと思うのですが、係の人に聞くと夏休み期間中は「今日の10倍」だったとか。

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虫の種類の多さに驚くばかりですが、僕が気になったのはこのような、個体のバリエーションを示す標本。

これが産地別、などとなればもっと面白いのですが…そこまではなく。

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こちらは先週の我が家の庭。

見慣れないトンボがライラックの枝に留まっているな、と思い調べてみると、個体数が少ないマダラヤンマのようです。

近くに洪水対策の遊水地ができたので、そこで繁殖が始まったのかな?

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僕の庭には、花や菜園を楽しむだけでなく虫たち、特に蝶を招く目的があります。

この日、庭のブッドレアにはきれいなキアゲハが長く滞在していました。

カメラを構える僕からの距離は1.5メートルほど。初めは警戒している様子でしたが、徐々に慣れてきたみたい。

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そのすぐ下、ルーで育っていたのはナミアゲハ(アゲハチョウ)の幼虫。

キアゲハとナミアゲハは似ていますが全く別の種です。

ルーを植えたのは、ナミアゲハやミヤマカラスアゲハが産卵に来てくれることを期待してのこと(ブッドレアで誘ってルーで産卵)でした。

去年と今年はナミアゲハの幼虫を観察することができましたが残念ながら、途中で消えました(画像の幼虫も昨日、消えた)。

狭い庭なので、よく来るスズメやジガバチ、スズメバチなどの獲物になってしまったのかな。

もっと広い庭があれば、あれこれ食草を植えて、もっと多くの蝶を呼べるのですが・・・そろそろ真剣に引っ越しを考えなくては。

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2022年7月 1日 (金)

イコロの森を歩き、カレーラーメンで汗をかいた日。

今日から7月。

きびしい冬の間、待ち焦がれた夏が始まりました。だから、「私用で」と休みを取って。

今日の僕の目的は、座ってばかりの仕事から逃れて身体を動かすこと。少し強めの散歩程度ですが。

どこへ出掛けようかと考えて、決めたのは苫小牧にあるイコロの森。

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森とは言っても、ガーデナーさんたちの作品です。きれいだけれど僕にとって興味があるのは、修景よりも植えられている花の種類、そして訪れる虫たち。

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ふだん自然の中ではあまり見ない、セセリチョウとハナバチが一つの花で蜜を吸う様子。この花はゲラニウムの品種だから、北海道で言えばフウロソウの一種。

よほど魅力的だったのか、それとも偶然か・・・

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羽化したばかりかと思うほどきれいなヒョウモンは、たぶんミドリヒョウモンの♂。その下の方でハエが満足そうにしているのが、ちょっとおもしろいと思います。

この白い花の種類は分りませんが、たぶん北海道にはない植物か園芸種。

それでも、なぜかハエは白い花に集まるような気がします。

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このイコロの森からの帰り道にはカレーラーメンで有名な「味の大王」があって、オジサンたちが引き寄せられます。

食べると汗だくになるので最近珍しくなった「おしぼり」、そして汁跳ね対策の紙エプロンもあり。

前にここで食べたのは、たぶん20年以上前のこと。

さあ、来週はキャンプにしようか?

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