2023年7月16日 (日)

ほんとうの花。

海の日がらみの3連休は、一日目が終日雨で二日目の今日は薄曇り。

昨日も今日も、出掛けることはせず家の中と庭で過ごしました。

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雨の日と、その後はアジサイがきれいです。

庭には、10年以上前にこぼれ種から生えた2株と、その後代が数株咲いています。

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ヒトが「きれいだな」と感じるのは外側にある装飾花。本当の花は、その内側に目立たず咲いている両性花で、ヤマアジサイが咲くとさまざまな蜂やハナムグリがやってきます。蜂たちもまず装飾花に引き寄せられ、そして両性花へ導かれるのでしょう。

そして、種子ができて次の世代を残すのがこの、両性花。

ヤマアジサイが次の世代を残すため、昆虫を呼ぶために生殖能力のない華やかな装飾花をほんの数輪咲かせる理由は理解できます。

そしてこの先、花粉を運んでくれる昆虫が少なくなるような事態になった時、もしかすると装飾花に生殖能力を持たせるか、あるいは装飾花を多めに咲かせて「昆虫の呼び込み合戦」へと進化するのだろうな、と考えてみました。

 

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2023年3月20日 (月)

クロッカス開花。

今日もぽかぽかで風もなく、5月かと思うような陽気。今日も休みにしたので明日の春分の日まで4連休です。

西側の庭のクロッカスが咲きました。

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去年のクロッカスの咲き始めは4月3日でしたから、2週間早いことになります。

さて、近所の小川の様子は・・・と、カメラに偏光フィルターを付けて見に行きました。

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カエルの卵塊が2個、増えていました。産みたてのようです。

隣接する講演ではキッズたちも活発に動いていて、彼らに発見されるのも時間の問題でしょう。

オタマジャクシは無事に生まれるかな?

かつてこの公園で発見する側だった息子が帰省中で、昼食は二人で外食にしました。

おだやかで、落ち着いた春を迎えています。

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2022年8月11日 (木)

メスグロヒョウモンと初遭遇。

この春に大学生になった息子が初めての夏休みで、長期帰省中です。

嬉しいことに「虫捕りへ行きこう」と言うので、ヤツが3-4歳の頃から連れて歩いた森を二人で散歩。

いつもは独りでカメラを抱えての路ですが、今日は虫捕り網を持った助手が一緒です。

今シーズンは夏のセミ(エゾゼミ・コエゾゼミ)が多く、陽が射せばうるさいほどの声となりましたが、もうすぐお盆ですからラストスパートの雰囲気を感じます。

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途中、見掛けたのがチョウの縄張り争い・・・ではなくもつれあって延々と、求愛行動のよう。

これまで生きているものを見たことがなかった、メスグロヒョウモンのようです。

そうであれば黒い方がメス、オレンジ色がオス(追い払われている方)のはず。

うまく撮影できなかったので、助手の息子が虫捕り網で2頭まとめて捕獲しました。さて・・・

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やはり黒い方はメスグロヒョウモンのメス。

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オレンジ色の方はオス。

この蝶はオスとメスそれぞれ別の種類と似ているので、単独で見ても僕にはメスグロヒョウモンと認識できなかっただけなのかもしれません。

それにしても、色や斑紋が全く違うこれらが同じ種類のオスとメスだなんて。

子供の頃から長く虫を見てきて今日、初めてメスグロヒョウモンを認識しました。嬉しいなあ。

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帰宅すると、この庭ではたぶん初めて、ミヤマアカネを見ました。こいつがオスなら、秋になれば赤く色付くはず。

秋が始まった、ということなのでしょう。

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2022年7月 3日 (日)

虫撮りの夏。

僕の住むあたりもとうとう、30℃を超えました。

待ちに待った夏。暑いのはありがたいけれど、60歳を過ぎた今となっては身体のことも注意しなければ。

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休みの日、天気がよければカメラを持って花や虫を撮りに野や森へ。

今年はミヤマクワガタが多く出ているような気がします。

息子が子供の頃は捕まえていましたが、今は見るだけ。

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日中の森でクワガタを探すなら、ガイド役はこのキマダラヒカゲ。

こいつがフワフワと舞って木に留まれば、そのあたりには樹液が出ていて、クワガタを見つけられる可能性があります。

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一方、ヒメウラナミジャノメは庭に来ることもある可愛いやつ。

明るいところを飛び花の蜜を吸うので、こいつについて行ってもクワガタにはたどり着きません。

僕が歩くのは主に遊歩道ですが、この森の奥では何万年も前から同じ営みが続いているのでしょう。

途中で歩みを止めてポータブルのイスに腰を下ろし、静かに目の前の草木や虫たちを眺めてみて、そんなことを改めて感じたのでした。

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2022年6月13日 (月)

マクロレンズでコウリンタンポポ。

昨日の写真ですが・・・、

目の前の公園でコウリンタンポポが咲き出したので、105mマクロのレンズで撮影練習。

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普通に撮ると、こうなります。コウリンタンポポは帰化植物(外来種)で、北海道ではブルーリストに載っています・・・と。

Macro

角度を変えて、雄しべの辺りへマニュアルフォーカスで焦点を合わせてみると・・・別の景色になりました。

このカメラ(D600)では、オートフォーカスでこの雄しべの先に合わせるのは難しいようで。

視力が弱ったことを感じ続けているここ数年ではありますが、これから自分でフォーカスを合わせるチャレンジは必要かな。

少し昔にはオートフォーカスなどなく、普通にやっていたことなので。

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2022年6月 4日 (土)

クレマチスモンタナ、開花(いつもと違う)。

今日のレンズは29年前に買った60mmマクロ。何となく、の気分で。

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オートフォーカスもちゃんと動きました。

あの頃はまだ、フィルムカメラだったなあ。

6月に入ってようやく咲いたクレマチスモンタナは白花で、こいつはたしか晩生のスノーフレーク。

もう15年近い付き合いです。

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いつもはピンクから先に咲くのですが、今年はいつもとは違う事情があって・・・

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4株あるピンクの品種だけ地面から1メートルほどを、冬の間に雪の中でネズミに喰われてしまったのです。犯人はたぶん、エゾヤチネズミ。

近所では、樹皮をごっそり食われてしまった桜の木もあります。

まあ、クレマチスは春になれば新しいツルを伸ばすので、リフレッシュ(ツルの更新)と思えばよいのですが・・・。

今週は月曜以外の毎日、水曜の釣り(仕事は休み)を含めて往復2時間以上のクルマ移動がありました。なので今日は庭仕事で身体を動かすことにして、釣りへは行かないことに。

ガソリンも高いからなぁ・・・。

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2022年5月 8日 (日)

夏が来るんだな、と確かに感じた。

きのう少しの山菜採りをした近所の森へ、今日は運動のために出掛けました。

今日のレンズは70-200mm。

昨夜は雨だったことから「雨後の竹の子」でポツポツと採れたため、明朝の味噌汁分を確保できて、楽しくもあり。

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晴れ間に見上げれば、カエデの若葉と花がピカリと光っていました。

いちばん好きな季節。「これから夏へ向かうんだな」と思えば、少しくらい嫌なことがあっても我慢できます。

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昨日からキアゲハが舞っているのを気付いていましたが、何と僕の目の前に降り立ちました。

動物のフンから吸水しているようでした。カラスアゲハの仲間がこれをするのは知っていましたが、キアゲハがするのを、これまで見た覚えがありません。

昨日のアオダイショウと合わせればラッキーなので、明日の仕事帰りに宝くじを買おうかな。

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去年の秋に植え直したムスカリは、もうすぐ花を終えます。もう飽きた・・・というか、殖えすぎて小さな花壇を占領してしまっているので、次回は少し整理したいな、と思っています。

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2021年11月28日 (日)

散歩で野鳥に遭う。

今日は天気がよいので近所の公園を散歩。

遊具もある公園ですが、この季節になると子供たちの姿はごく少なくなります。

だから静かで、野鳥たちもリラックスしているよう。

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小柄で可愛らしいのはゴジュウカラ。ツルアジサイの絡んだ木の幹を歩き回りながら餌を探していました。

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このアカゲラはオス。枝を丹念に削りながら、まだ控えめですがドラミングの練習のような音も出していました。

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ヤマガラは庭にもよく来るので、この個体は僕と顔見知りかも知れません。

まだ練習しなければなりませんが、今使っている70-200mmのNikonのレンズをとても気に入っています。

あとは野鳥や虫の眼にピントが合うように頑張りたいところですが・・・かなり難しそう。

 

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2021年11月 6日 (土)

カメラのレンズを入れ替えた。

前から欲しかったカメラレンズAF-S VR Micro-Nikkkor 105mm f/2.8G を中古で入手しました。もう生産されていないモデルのようなので。

代りに、1年ほど前に買って今ではほとんど使わなくなった AF-S Nikkor 28-300mm f/3.5-5.6 ED VR を下取りに出したので差額の支払いは2万円以内。中古を買ってしまった不安はありますが、まあ満足です。

105mm

早速試し撮り。マクロレンズなのでもっと寄ればよいのですが、このような立体的な被写体のどこにピントを合わせればよいのか?がいっそう難しいなと思いました。

ふだんは60mmのマクロレンズを使って花や虫を撮影していますが、この悩みは変わりません。

ただ虫は近付くと逃げてしまうので、少し遠くからでも撮れる105mmはよさそうです。

 

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2021年9月25日 (土)

アカタテハがやってきた。

9月最後の土日休みは、秋らしい透明な陽射しと少しの棘を感じる暖かさ。

いつもの午前の散歩では、花盛りを過ぎたエゾノコンギクの花を摘まみ、少しずつ違って見える個性を確認してみました。

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前から気になっていた通り、咲いている場所によって花の色、大きさ、形がさまざま。

こんな多様性が生き物を生き残らせ、進化させて行くのでしょう。

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午後には庭でついに、ブッドレアを訪れたアカタテハに遭遇。これが見たくて数年前からブッドレアを育てていました。

ブッドレアにはやはり、この蝶が似合うのです。というのは、9年前にオランダで同じ組合せを見たので。

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その時の写真がこれ。こちらはヨーロッパアカタテハといって、日本のアカタテハと近縁の種らしいです。

大昔は同じアカタテハだったのが時を経て別の種となり、遠く離れた日本で僕がこうして「日本のアカタテハ」を見ているのでしょう。

9年も掛かりましたが、これでひとつ、ミッションクリアかな。

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