昆虫の日々。
大学生になって夏休み帰省中の息子と一緒に、北海道博物館の特別展示「世界の昆虫」を見てきました。
イベント的なものは小学校の夏休み期間中に終わっていますが、質の高い標本がたくさん展示されていて、二人で虫談義をしながら1時間半ほどじっくりと楽しみました。
9月25日まで。来場者はそこそこいたと思うのですが、係の人に聞くと夏休み期間中は「今日の10倍」だったとか。
虫の種類の多さに驚くばかりですが、僕が気になったのはこのような、個体のバリエーションを示す標本。
これが産地別、などとなればもっと面白いのですが…そこまではなく。
こちらは先週の我が家の庭。
見慣れないトンボがライラックの枝に留まっているな、と思い調べてみると、個体数が少ないマダラヤンマのようです。
近くに洪水対策の遊水地ができたので、そこで繁殖が始まったのかな?
僕の庭には、花や菜園を楽しむだけでなく虫たち、特に蝶を招く目的があります。
この日、庭のブッドレアにはきれいなキアゲハが長く滞在していました。
カメラを構える僕からの距離は1.5メートルほど。初めは警戒している様子でしたが、徐々に慣れてきたみたい。
そのすぐ下、ルーで育っていたのはナミアゲハ(アゲハチョウ)の幼虫。
キアゲハとナミアゲハは似ていますが全く別の種です。
ルーを植えたのは、ナミアゲハやミヤマカラスアゲハが産卵に来てくれることを期待してのこと(ブッドレアで誘ってルーで産卵)でした。
去年と今年はナミアゲハの幼虫を観察することができましたが残念ながら、途中で消えました(画像の幼虫も昨日、消えた)。
狭い庭なので、よく来るスズメやジガバチ、スズメバチなどの獲物になってしまったのかな。
もっと広い庭があれば、あれこれ食草を植えて、もっと多くの蝶を呼べるのですが・・・そろそろ真剣に引っ越しを考えなくては。
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