虫撮りの夏。
僕の住むあたりもとうとう、30℃を超えました。
待ちに待った夏。暑いのはありがたいけれど、60歳を過ぎた今となっては身体のことも注意しなければ。
休みの日、天気がよければカメラを持って花や虫を撮りに野や森へ。
今年はミヤマクワガタが多く出ているような気がします。
息子が子供の頃は捕まえていましたが、今は見るだけ。
日中の森でクワガタを探すなら、ガイド役はこのキマダラヒカゲ。
こいつがフワフワと舞って木に留まれば、そのあたりには樹液が出ていて、クワガタを見つけられる可能性があります。
一方、ヒメウラナミジャノメは庭に来ることもある可愛いやつ。
明るいところを飛び花の蜜を吸うので、こいつについて行ってもクワガタにはたどり着きません。
僕が歩くのは主に遊歩道ですが、この森の奥では何万年も前から同じ営みが続いているのでしょう。
途中で歩みを止めてポータブルのイスに腰を下ろし、静かに目の前の草木や虫たちを眺めてみて、そんなことを改めて感じたのでした。
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