非日常のたいせつさ。
ここ数年、TVが面白くなく、僕は限られた番組とニュースしか観ていません。
民放では放送時間の半分ほどがCMですから、まるでCMを見せるための(まあ、そういうものなのでしょう)番組のようで。
CM明けにはCM前の数十秒を繰り返すという無駄な時間も。
それでよく観るのはYouTube、となるわけですが、この映像も玉石混交で「時間を損した」と思わざるを得ない場面があります。
それで、長くても15分程度のコンテンツばかりを観るようになりました。
・・・こうなればだんだん、30分のドラマでも長く感じるようになり、HuluやNet Flixあたりで映画を観ようという気持ちになれなくなってきました。
・・・YouTubeにあるコンテンツの多くは作者の日常や身近なイベントで、非日常のドラマやファンタジーはありません。
・・・こうして、僕だけじゃなく世界中が日常(=現実)にばかり眼を向けるようになっているのかな、と感じています。
外出自粛の中、ここ数年の傾向が、より強くなっているのかな。
これは、現実に眼を向けるという意味では良いことだけれど、「世間の大勢から外れたことに対する不寛容」につながっているようで、このままではいけないな、と感じています。
そして・・・新型ウイルスによるパンデミックが、その後、人類に何をもたらすのか?
人類がこの経験を生かし、助け合う社会として良い方向へ向かう機会にできればよいのですが。
一方、急拵えのワクチンが目前の危機を乗り越える役には立つかもしれないけれど、その陰で数年・数十年の後に重大な副作用が起きる恐れははぬぐえません。これが人類存亡に関わる誤りとなることがない様に、願いたいものです。
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