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2018年9月 9日 (日)

台風21号と北海道の地震、その後。

9月4日から翌5日朝にかけて、台風21号が北海道の日本海側近くを通りました。
4日は22時頃から風が強まり、ゴーゴーという断続的な唸りが聞こえてほとんど眠れませんでした。
15日朝、明るくなって目の前の公園を見ると、あちこちで木が折れていました。
太い2枝が飛び、根本から倒れたものもあります。
僕のこの日は8時台の便で九州へ出張の予定があり・・・空港へ行かなければならないのですが、JRが運休していて使えません。
そこで、仕方なく自家用車で空港へ・・・いつもなら40分ほどで着くのですが途中、木が倒れていたり電柱が折れていたり信号が点灯していなかったり、道路を農家の納屋の屋根が塞いで通行止めだったり・・・回り道をして何とか新千歳空港へ。
180905
JRが止まっていても航空便は出発します。
客室乗務員に訊くと、およそ3割が満席予定だったこの便に乗れなかったそうです。
Img_2183乗り継いで宮崎空港へ。乗り継ぎの際には地上係員が小走りで搭乗口まで誘導してくれるのですが乗り継ぎ時間が20分しかなく、うまく歩けない僕には辛かったです。
そして9月6日未明。
ホテルで熟睡していると勤務先の携帯電話が鳴りました。
北海道で強い地震があり、従業員の安否確認をするように、と。
TVを見ると、震源地付近以外は深刻なことにはならないと理解できましたが、現地は停電し情報も得にくい様子です。
それから朝まで、TVの情報を伝えながら安否確認、家族とも連絡しました。
・・・そしてレンタカーで熊本へ移動、仕事を終えて当日のうちに帰る予定でしたが、新千歳空港が閉鎖されていることも朝のうちにネット情報で知りました。
Img_2187熊本での仕事を終え、予約していた便の変更を熊本空港で済ませました。
その日のうちに東京まで移動すべきかと迷いましたが、翌日の羽田発札幌便は間引きがあり確実ではないだろうと予想し、熊本発のまま丸1日遅らせることにして。
それで熊本のホテルを予約、バスで市内へ向かいました。
チェックインしたホテルのフロントで宿泊カードを出すと「北海道・・・もしかして?」とフロントウーマン。
「私は北海道出身で、明後日に帰省する予定なんです。」と。
翌日の新千歳空港行きは午後着便から飛ぶとわかり、チェックアウトの際にはフロントウーマンに「元気で」と言って出発しました。
Img_2190熊本空港の土産物店で食料を買い込み、中部へは普通に。
中部から札幌への便は、さすがに空気が重かったです。
いつも札幌行きの便には観光客が多く、何となくウキウキした雰囲気があるのですが、今回はさすがにその姿はありませんでした。
情報では、JRは止まり札幌付近もまだ停電しているわけですから・・・。
それでも無事に定刻で新千歳空港へ着き、館内を歩くと当日に移動できなかった人たちが空港に泊まる雰囲気でたくさん見られました。
新千歳空港のコンビニで(冷えたビールなど)いくらかでも買い物できるかと期待しましたが、土産物店も開店していなくて無理。
空港の駐車場を出て、街灯も信号も消えた中を運転して自宅へ帰着。
留守中のことを家族に聞きながら、寝る準備をしていると復電しました。
息子ははしゃいでいましたが、僕にとっては、この震災で経験した停電は約2時間。
翌日はさすがに、状況確認のため車で仕事場へ。
車の燃料は半分を切っていたので給油した方がよいかな・・・ガソリンがひっ迫していると聞きましたが、郊外のスタンドでは10分ほど待って3,000円分(限定)の給油ができました。
帰り道に同じスタンドを見るとヒマそうで、数台が給油していた程度です(僕はもう一度給油しようかと思いましたが、やめておきました)から「ガソリンひっ迫」の状況には地域差があるなと感じました。市街地では給油待ち車の列を見ましたので。
そして今日9/9、普通に暮らしています。
強い余震が来て、あるいは明日の月曜に企業活動が再開し、電力需給が崩れて再び停電にならなければよいのですが・・・。

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