ナデシコにアスパラガス。
借家の庭の一角にはアスパラガスが植えられていましたが、食べたい時と採るタイミングが合わなくて一本も食べていません。
あまりに(僕と)相性が合わないので抜いてきたのですが、けっこうしぶとくて今年も1本だけ残りました。
これが黄葉し、倒れてナデシコの花の近くで揺れています。
アスパラガスの原産地は、Wikipediaによると地中海東部なのだとか。
カワラナデシコは東アジア。
・・・こんなところで出逢ってしまいました。
距離を越えて出逢うことは、多くの偶然が重なればあり得るでしょう。
でも時を越えるのは、その個体どうしでは不可能なこと。
このアスパラガスとナデシコは、子孫どうしが出逢ったという場面なのです。
現実では年代が違う人間どうし。もし生れた時が同じだったら別の関係だったかもしれないな、と思ってみました。
生きた時代が違う人とも、もし同じ時を生きていたら何かが生れていたのかもしれません。
| 固定リンク
コメント