この時期だけ気になる、クロッカスの系統。
ゴールデンウィークはほぼ毎日雨が降り、そして寒かったので、ほとんど何もせず過ごしました。
たまに仕事と、午後はファイターズのTV観戦。そして数時間、仕事着とカバンの買い物をしたくらい。
他に花が少ない時期のせいか、この季節だけはクロッカスが気になります。
庭に咲いているもののうち、大きく分けて二つのグループで交雑して種子がこぼれ、実生が咲いているみたい。
でも、この画像の品種は近い仲間がないようです。
Wikipediaを見ると、庭にある大輪グループと同じように見える自生地の画像がありました。
こちらは、仕事場の敷地内にあるヤチブキ(エゾノリュウキンカ)。
どこかからか移植されたもののようですが、食べられる山菜らしく、誰かが刈って食べてしまった年もありました。
幸せなことに、今の私たちは山菜を食べて飢えをしのぐわけではなく、季節を楽しむ行事のようなもの。
でも、かつては待ち焦がれた春の味覚として、特別な意味があったのでしょう。
それが少し分かるような雰囲気の記憶があります。既に農業をやめていた母の実家。そこへ親戚が集まってタケノコ(チシマザサの新芽)を大量に採り、剥いて茹で、塩漬けにしていたような・・・。そして秋にはキノコでしたが、その頃の僕は、行事に参加するには小さすぎる子供だったようです。
それをさらに子供へ伝える意味があるかどうかはわかりませんが・・・この時期には息子を連れ、静かな森と沢へ入って少しの山菜を採り、一緒に味わうことにしています。
今年のそれは来週あたり、かな。
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