僕の本棚には、30年以上前に古本屋で買った中原中也の詩集があります。
表紙は朽ちかけています。印刷が昭和23年ですから65年前の本か・・・。
若い頃は「作者は何を想ってこの詩を書いたのか?」などと考えてみました。
でも今は、「それは専門家に任せて、自分のイメージでとらえればよい」と思っています。
自分の思いがかなわない時、心の中にある「あきらめるな」という部分をかすかながら冷静に感じている心象、かな。
このピエロのイメージは何となく頭の中にありました。そしてふと、この詩だったと気付いたのは最近のこと。
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