伝わるはずの思い。
この小さな赤い花。
その思いと存在の証が、いつか伝わるといいな。
今年プランターで育ててきたハゴロモルコウソウ。元気よくチャーミングな花を咲かせ続けましたが、もうすぐ霜が来てこの一輪に種子ができることはないでしょう。
でもこには、日が射せばハナアブが命をつなぐために花粉を求めてやってくるのです。
先に咲いた花には既に種子ができていて、来年(この株にとっては次の世代)の準備ができています。
例えば、いつかこの土地に温暖化が進んで、11月や12月でも種子ができるようになれば、遅咲きの一輪の意思が実を結ぶのかもしれません。
生き物には、そんなしたたかさがきちんと備わっているのだ・・・と、よく思うようになりました。
うまく行かないストレスや哀しみ、投げ出したくなるような苦しみがあるとしても、それはひとつひとつ、乗り越えれば次のステージが待っている。
乗り越えられなければ?・・・それでも次の場面が待っているし、その場面では乗り越えられるのかもしれません。
乗り越えないことで、うまく行くのかもしれませんし・・・ね。
まずは乗り越えようとしないで、ぶつかってみることかな。
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