秋が続き冬が近付く頃。
我が家では10月2日の朝、今シーズン初めて石油ストーブに点火しました。
自然の生き物には、厳しい季節の始まりです。
そんな頃、庭植えしたシクラメン ヘデリフォリウムからこぼれた種子が発芽しているのを見つけました。
たくさんありますが、このままにしていれば開花まで育つのは数本でしょう。さて、どうするか・・・
季節外れのヒマワリが咲いています。これは緑肥として育てられたものですから、近く畑へ鋤き込まれる運命でしょう。
寒くなった庭ではコオロギが1匹だけ、ぎこちなく鳴いています。
生育が遅れたオスなのでしょう。彼にとって秋が長かったことがラッキーでした。
同じように遅咲きの彼女と出会って、遅咲きどうしの子孫を残してほしいものです。
思えばこの冬以来、時間を惜しみ季節の移ろいを恐れるような気分で過ごしてきました。
まだまだですが年をとり、今さらながら、自分に残された時間が有限であることを思いながら・・・晩秋のコオロギが鳴く擦れに共感するのです。
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