ふだんは会えない顔だから?
およそ2週間前のこと。
冬が近い北海道から出掛け、ポカポカの甲府市付近で捕まえた赤トンボの顔をじっくりと見ました。老眼のためよく見えないので、デジカメで撮った画像の拡大ですが・・・。
北海道でもたまに見るナツアカネのようですが、ここは北海道ではないのでそうではないかもしれないし・・・と迷いながら、「たぶんナツアカネ」ということにしておきました。でも自信はありません。
生物学的に、彼と私は個体として離れた距離にある存在なのでしょう。
たまにしか会えない人の表情を見るときのようなものかな。
会わなかった時間の経過があり、互いに多少は変化していますから・・・人間どうしが「やあ、久しぶり!元気だった?」という挨拶から始められるのは便利だなと思います。
共有できなかった時間を埋めることはできないのだから、前回会った時から経過した時間の何割かをリセットする・・・不思議に思うのは、その「何割か」が距離に影響されていること。
しばらく会わなくても近くにいたと思えばリセットされる時間は短く、遠く離れていればいるほど「久しぶり!」の度合いが強いように思います。
互いに何かでつながっていて、その「何か」には距離というパラメーターを含むのかな?と今、あれこれ考えながら思いました。
秋が深まるから、こんなことを考えるのかもしれませんね。
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