つぼみのルピナス。
ルピナスの別名はノボリフジ。たぶん「昇り藤」ということなのでしょう。
藤の花は下へ向かって咲きますが、このルピナスは上へ昇るように咲いて行きます。
花穂にたくさんの花が咲きますので、つぼみのときはこんな感じ。
ウロコのようにつぼみがぎっしりと並んでいる様子から、何となく爬虫類を連想させるのです。
このルピナスはたぶんラッセルルピナスで、耐寒性の宿根草。
基本色(野生型)はこの紫のようで、白やピンク、赤、黄色もありますが紫がいちばん強い(生き残る)です。
タネがこぼれて自然に殖えますから、気がつけば我が家の庭のあちこちで咲いていたりします。
これがルピナスの実。マメ科ですので受粉した花には莢ができて、熟すと豆がはじけ飛びます。
実は、この花はあまり好きになれないので適当に取り除いていますが・・・この借家の大家さんが大事にしていたのだろうと思い、必ず少しは残すようにしているのです。
今日は久しぶりに、一日中イライラしていました。はじけることもできない未熟な身なので・・・。
| 固定リンク
« ごめんねパキラ。 | トップページ | アカシアの花 »
コメント
norinoriさんはルピナスのことがあまり好きではないようですが、私の母は好きだったようで、毎年、我が家の庭に咲いていました。
投稿: Blue Wing Olive | 2012年6月16日 (土) 18時40分
この花は環境が合っていれば丈夫で、遠目に色とりどりで咲く姿はきれいですよね。お母様の庭の一角が目に浮かぶようです。
私には、今のところ自分の庭でコントロールしきれないこの花と相容れず、その良さをまだ理解できていないようです。
投稿: norinori | 2012年6月16日 (土) 22時18分