オショロコマ・トリカブト。
うっかりしたことに・・・、このベストシーズンに1ヵ月半も釣りへ出掛けていませんでした。
何をしていたかというと、息子に付き合って虫捕りとキャンプです。
私の根性と技術ではもうあと半月でおしまいなので・・・、台風後の増水を覚悟の上で出掛けてきました。
この少し上に小さなダムがあり、放流時には「ピンポンパンポ~ン!」と放送されます。でも、初めて来てからこの15年以上、一度も聞いたことはありませんでした。
それでも大きなニジマスとの格闘を楽しんで(あげられなかった・・・)、岸伝いの釣り上がりに悪戦苦闘しているうちに、「ピンポンパンポ~ン!」が聞こえました。
いつでも流れから離れられるようにしていたので、すぐに上がって、たまたま見つけた支流へ。
支流では、オレンジに色付いたオショロコマに逢いました。
錆びた顔。お腹はペッタンコで、産卵行動後のお疲れ状態のようです。
胸びれ、腹びれ、尻びれの下の真っ白なラインが鮮やかでした。
このオスは上段でフライを喰い切れず、一度私の足元まで来てから元の位置に戻ったようです。
そして、二度目のキャストで食いつきました。
秋の中盤に来ているのだなぁ、と感じました。
通い慣れた川なのでわかるのですが・・・増水して流れが変わっていても、大きなニジマスは渇水時と同じところにいるみたいでした。
1.5ヶ月前にあっさり振り切ってくれた大物も、同じ場所で同じように、私のフライを咥えたまま去って行きました(リーダーもティペットもフックも、2サイズ上げて挑んだのですが・・・)。
来週か再来週にあと一回来て、今シーズンは終わろうかと思っています。
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