ホッケの顔とTPP。
都会にいる人の書いた、現場を見ていない薄っぺらな記事・・・と思いました。
画像は、2年前に水族館で撮影したホッケの顔。こんなにきれいなサカナですが、見たことのある人はほんの少しでしょう。
私が20歳の頃・・・東京に居て、北海道から上京していた友人が集まって新宿の「●●の家族(だったか・・・)」へ繰り出したように記憶しています。
なぜか?・・・「東京でもホッケが食べられるらしい」という情報で。
行ってみると・・・たしかにホッケはありましたが、小さな干からびた、最低のホッケ開き。
今ではそんなことはないでしょうけれど・・・。
まずいサカナを美味しいという都会人・・・その頃でも、何かがおかしいと感じました。
(TPPの記事に戻ります・・・)
日本の農業を「世界と競争できるレベルに引き上げればよい」=まあ、良しとしましょう。
しかし、「GDPのわずか数パーセントにすぎない」が論拠で、今のトレンドで行けば、「輸出できる農産物を!」という取り組みなどはすぐに「仕分け」となることが明らかですよね。
何より、自分たちの食べ物が大事なのに、「輸出」へと議論がすり替えられそうです。
一方既に、地方で進められていた農業関係の研究は、予算カットで縮小が続き、既に壊滅的ともいえる状況にあり、簡単には立ち直れないところまで追いつめられているようです。
さらに壊滅した農業(自給食糧)に対して、今の中国やロシアのように、輸出を絞られたらどうなるのでしょうか?
殺虫剤入りの餃子を食べなければいけない環境でも家族を養って行けるのか?
ハンバーガーと牛丼だけを食べて生きて行くつもりならば、関係ないのかもしれませんけれど・・・。
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