ウスバキトンボと地球温暖化について考えてみた。
子供の頃以来。久しぶりにウスバキトンボを見ました。
あまりに久しぶりなので、家に帰って図鑑で調べるまでは「アキアカネとノシメトンボの交雑ではないか?」などと疑ってしまったほど。
後翅の先端が褐色に色付いています。これは子供の頃には気付かなかったっこと。
背の部分が赤っぽく色付いていますので、オスなのでしょう。子供の頃に見た記憶ではもっと黄色っぽかったので、あれはメスだったのかもしれません。
図鑑やネットの記事では、「南の方で生まれて、秋に向かって北上して行く」のだとか。その後どうなるのかと言うと、寒さに弱い種なので北海道で繁殖することはないらしいです。
では、なぜ繁殖できない北へ向かって移動して行くのでしょうか?
…温暖化で南が暑く、北が温暖になって行くのを感じて、新しい棲みかを探しているのかもしれません。あるいは、さらに先には寒さが来ることを予測して、寒い土地でも生き残れる個体を自ら選抜しているのかもしれません。
今まで私が気付かなかっただけかもしれませんが、一度見つけるとその後あちこちで見掛けました。今年の夏は暖かいからたくさんいるのか、それとも北へ移動する個体が増えているのかなぁ…。
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