ふきのとうが役目を終えた日。
「ふきのとう」がフキの花であることはよくわかっているのですが・・・、
その役目を終えて枯れてゆくところを今日、まじまじと見ました。
上の方の花に種子ができてタンポポのように飛ばせ、下段の種子が熟しないまま、「ふきのとう」は枯れようとしています。
そしてその下からは「フキ」が大きな葉を広げていました。
「ふきのとう」は少し大きくなるとすぐに苦くなり食べられませんし虫がつくことも少ないようです。
一方、フキは多くの虫の食料になっています。
・・・・・やっぱり、フキが主役なのではなくて「ふきのとう」が大事なのでしょう。
「ふきのとう」を咲かせて種子を多く飛ばす(子孫の繁栄)。来年も「ふきのとう」を咲かせるためにフキが虫に喰われながらも夏の間、下の植物が育たぬように日光を遮り、自分の根に栄養を蓄える → そして早春にまた「ふきのとう」から花を咲かせる(子孫の繁栄)・・・。
「ふきのとう」はフキのおまけのように感じていましたが、そうではないのですねぇ。
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