クマよけの鈴、いろいろ
渓流釣りを始めた頃、最初に独りで行った川の入渓地点に橋があり、「くまみはし」と書かれてありました。「熊見橋」ということなのでしょう。
次に行ったで川では、林道の途中に「ヒグマ出没注意!○月△日」と手書きの看板が立てられていました。
・・・ということで、北海道の渓流釣りではヒグマに注意しなければならないことに気付いたわけです。
そこで釣り具屋へ行って購入したのが爆竹。一度だけ使ってみましたが、朝の静かな空気の中で「パ・パ・パ・パン!」と派手な音がした直後の静寂に・・・ひとりで恥ずかしくなってしまいました。
次に購入したのがこの鈴で、リュックに着けて歩くと「ジャランジャラン・・・」と音がします。
妻と知り合った頃、今では義父となった父親がくれたのがこのベル。澄んだ音がして、遠くまで聞こえそうです。
その数カ月後、義父がひと回り大きな鈴をくれました。本人も山菜採りなどで山を歩くことが多いので、仲間の評判を聞いて買ってきてくれたようです。
少々重いのが難点ですが、この重さで程よく揺れて、「チリーーン、チリーーン」と、よく通る音がします。
今は、渓流釣りではこのベル(鈴)をいつもぶら下げています。義父のありがたみを感じながら。
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コメント
お久ぶりですぅo(_ _)oペコッ
クマも鈴の音はよく通る音の「チリーーン、チリーーン」が苦手なんですね。
今年、乗鞍岳のバスターミナルで熊の事故がありましたよね。
クマも人間もパニックになり
本当におっかないです
norinoriさんを思う義父様のお気持ちが優しくて温かいですね。
理科の先生をされていたんですか
すごいなぁ~
投稿: はるみん | 2009年11月26日 (木) 23時38分
渓流釣りへ行くと危険がいっぱいですから、周りにも心配をかけてしまいます。
自分も生態系の中の生き物なのだという謙虚な気持ちで山へ入って行きたいですね。
熊除け鈴の「チリーーン、チリーーン」はその音を熊が嫌がるのではなく、「ここにニンゲンがいますから、びっくりしないでねー」ということのようです。
びっくりと言えば・・・小学校の授業では、子供たちの素直さと思考の柔らかさに驚きと感動がありました。これを伸ばしてあげるのが大人の役割なのだろうな、と思いましたよ。
投稿: norinori | 2009年11月28日 (土) 10時03分