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2009年1月 3日 (土)

日本の会社って、こんなだったっけ?

「派遣村」の話題がニュースとなっています。直接的には自分の責任ではない遠いところで起きた思惑違いや破たんの影響を受け、労働者が寝る場所すら失う・・・。

(政治家やお役所には無理としても)日本の超一流企業(の中枢にいる人)がこの危機的な状況を予測しなかったのか?基本的な危機管理でしょ?・・・と思わずにいられません。Photo

終身雇用が前提だった「ニホンの会社」。これを非合理的だとか会社に縛られたくないとかダサイとかいう「働くスタイル」が変わった時代を経て、現在の形になった。3Kとかいう言葉もありましたね。

都会の景気が良くなり、家業があってもそれを捨てて出て行くことが当たり前になった。親は、「こんな苦労は子どもにさせたくない」といって後継ぎをあきらめ、廃業した。

「そこではたらく人とその家族・地域を大切にする」「雇用の維持は会社の義務」を守ってきたニホンの会社が、時代の流れで「株主のための企業」「当期利益を最優先」と変化してきた。

利益追求と危険回避のため、定型的な仕事はパートや派遣社員にどんどん任せた。安上がりだからということで子会社をたくさん作り、外注を増やした。

「ゆとり教育」などといって、基本かつ重要な学校教育をおろそかにした。

「世界的に経済の調子が悪いのだから、これは(政策や)企業や個人の責任ではない」というような雰囲気にありますが・・・おかしいな、と感じます。

企業が追及する「利益」とは何なのか、考え直すべき時なのだろうな・・・と考えてしまいました。

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