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2008年11月12日 (水)

ナナカマドと野鳥の関係について考えてみた

ナナカマドの実は、雪が積もるようになっても木についたままです。何でかなー・・・と考えてみました。

0811112 ほとんどの植物の種子は秋に熟して飛んで行くか、落ちるかします。でも、ナナカマドは真冬になって雪が積もっても、赤くて鮮やかな実をつけたまま・・・不思議です。

 こんな高い木に実をつけるのですから、鳥たちに食べてもらって種子を遠くに運ぼうとする戦略だろうな、とは思うのですが。

 考えてみると、秋はいろいろな木の実や草の種があって、鳥たちは十分な食料にありつけそうです。でも、それも、積雪に隠されてしまえばおしまい。・・・そこで、このナナカマドの出番となるのかもしれません。

 冬の鳥たちが食料もなく死に絶えてしまわないように、また冬には優先的にナナカマドの実に集まってくれるように、冬まで我慢して実を残しているのかもしれませんね。

 たしかに、雪の中でこの赤い実は、ひときわ目立ちます。

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