白い花
園芸店で売られている白い花というのは、数が少ないのだそうです。赤、ピンク、黄色が大部分で、白は多くても10%ほど、だとか。
それでも夏に咲くインパチェンスの白は、とても涼しげです。何より、この植物は半日陰が好きですから、日陰の白は光りますよね。
宿根フロックス(フロックスパニキュラータ)は、北海道ではボンバナ(盆花)と呼ばれます。お盆の頃に咲くからなのでしょう。うどんこ病で葉が真っ白になっている株をよく見掛けますが、だいたいは昔から植えられている品種のようで、最近の品種はうどんこ病にも強くなっているようです。
夏の白い花としては、オリエンタル系ユリのカサブランカは欠かせません。室内では強すぎる香りも、庭では爽やかに感じられます。
そして何と言っても、夏の終わりにぴったり来るのが白のコスモス。
この白いコスモスだけを一面に咲かせるときれいだと思うのですが、そんな景色を見ることはありません。純白のタネだけを採るのは難しいのでしょうね。
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