夏休み、花と虫の旅・・・。
夏休みの、楽しい旅でした。7月29日から8月2日まで、バラとホタルとクワガタとカブトムシを探す5日間。
まず、ローズガーデン秩父別。この真夏の日でも北海道のバラは元気です。
手入れも行き届いていて文句なし。斜面にあるのでお年寄りには辛いかもしれませんが、バラの香りはさまざまな記憶を呼び起こしてくれます。
私にとっては、バラの花びらを押し花にした、母との記憶。
この日の目的地は沼田町のほろしん温泉ほたる館。ホタルが見られる期間は「ホタル祭り」とやらでビアガーデン風になり、到着時には「まいったな・・・」と思いましたが、ビールもおいしくいただきました。
ここの名物は、人工増殖して放したら定着したというゲンジボタルとヘイケボタル(北海道にはゲンジボタルはいません)。
ホテルの人が「今年は少なくて・・・」と申し訳なさそうに言いましたが、初めて見た息子と妻は十分に楽しんだようです(私は27年前、京都の加茂川で野生の群舞を見ていますので物足りなかった)。
丸瀬布のキャンプ場にも二泊しました。ここは去年も訪れて、楽しかったので一泊のつもりが延長して二泊したところ。
昨年は三歳だった息子が、冬の間中「いつ、丸瀬布に行くの?」と言い続けたほどのパラダイスです。
この町ではクワガタの繁殖環境を整えており、まさにこのキャンプ場のすぐとなり。条件がよければ一晩で何十匹ものミヤマクワガタに会うことができます。
今年は7月が少し寒かったらしく、昨年ほどではありませんでしたがクワガタやカブトムシに会うことができました。
沼田町のほろしん温泉は、来年もまた行くと思います。なぜかと言うと、従業員さんと料理がしみじみとうれしかったから。普通は、観光地へ行くと少しくらいは嫌な思いをするのですが、ここはカンペキでした。
丸瀬布も最高です。コンビニの人からして親切なので、そこで買えないものでも「○○金物店にあると思いますよ」などと親切に教えてくれますし、「いこいの森」のキャンプ場の人たちもとてもフランクで親切。さらに「丸瀬布昆虫生態館」は最高で、子供たちが自然や昆虫に興味を持つように、「そこまでやってくれるの?!」と思うほど、工夫をこらして夏休みに備えてくれています。
この北海道でさえも、メジャーな観光地へ行くと少なからず嫌な思いをします。それは経営者が「適当にやってバンバン稼げ!」という考えだったり、従業員が「こんな安い時給じゃ、やってられんない!」という考えだったりするからで・・・。私も含めて、観光客は「嫌な思いをした」ところへは二度と足を向けないのですから、そこで働く人には気をつけてほしいな・・・と思うばかりです。
ちなみに、来年はサミットがあるという洞爺湖温泉。昨年、「これはダメだなー」としみじみ思う体験をしました。当地では高級な方の温泉ホテルで、プライベートで泊まった日は愛想のよかった案内係のオジサンが、二日後に業界の会合で行った際は「どこの業者だ?正面から入るな!」という冷たい対応・・・今でもその顔を覚えています(向こうは当然、覚えていないのでしょう)。安倍総理の、恥の上塗りにならなければよいのですが・・・。
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