シャクヤクのうどんこ病が気になる
シャクヤクが満開になる季節ですが、昨年は近所でうどんこ病が蔓延しているのを悲しく見ていました。
一時流行ったのでしょうか、この品種をよく見掛けます。咲き始めはよいのですが・・・、
開花の盛期あたりから、うどんこ病が蔓延し始めるようです。
こうなるともう、薬を撒いてもどうしようもなくなります。
いくつかの品種を見ていると、この外側がピンクの品種が真っ先にうどんこ病にやられるようです。当然、近くにある別の品種にも伝染しますね。
うどんこ病が蔓延する気温は20~25℃、それに加えて肥料のやりすぎで柔らかく育ったり、茂りすぎで風通しがよくなかったり、高温や乾燥で植物が弱ったときに一気に広がるようです・・・こう考えると、花が咲いて株がくたびれた頃に「葉が真っ白になる」という状況にははうなずけます。
対策としては、発病する前に定期的に薬剤(ベンレート水和剤、トップジンM水和剤、サプロール乳剤、トリフミン水和剤などが効くらしいですが、我が家はサプロール乳剤で成功しています)で予防することと、弱い品種には特に注意することでしょう。ご近所からも、病原菌は飛んでくるわけですし。
もうひとつ、カボチャやキュウリのうどんこ病がバラやイチゴに伝染することはないなど、植物特有の「うどんこ病」があるそうです。では、同じキンポウゲ科のシャクヤクからクレマチスやクリスマスローズに伝染することはあるのか?・・・これを説明してくれる資料は見当たらなく、悩んでいます。
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コメント
はじめまして。土屋と申します。
この度、園芸用DVDで病気について紹介する場面があるのですが、うどんこ病の良い写真がなく困っています。
ぜひ、上記の写真をお借りしたく、ご連絡致しました。どうぞよろしくお願い致します。
投稿: 土屋美知代 | 2011年5月24日 (火) 17時54分
土屋美知代さん、
どうぞ、ご自由にお使いください。
お役にたてれば幸いです。
投稿: norinori | 2011年5月24日 (火) 21時37分