日本のクリンソウと外国のクリンソウ
北海道では、クリンソウの咲き始める季節となりました。植える場所を選べば、ものすごく丈夫で長生きする宿根草です。
まだ一段目が咲いたところですが、名前の由来によると、九段目まで咲くとか・・・。
これはプリムラの仲間で、カンカン照りの日なたでは育ちません。もともと、明るめの林床に育つ植物らしいです。
花の後は葉がシダのように生い茂り、周囲の植物に負けまいとしています。このあたり、カタクリやエゾエンゴサクの控えめな生態とは大きく違うと感じます。
ヨーロッパのタネ屋さんから Primula japonica(クリンソウ)のタネを買って育てると、こんなクリンソウが咲きます。たしかにクリンソウに似ていますが、花色はぜんぜん違います。
同じ植物なのでしょうか・・・?
ちなみにどちらも、種子を発芽させるには湿らせてから1ヶ月以上の低温(冷蔵庫程度)に遭わせる必要があります。なぜか・・・生態から考えてみると、面白いと思います(ヒント=種子がこぼれるのは7~8月です)。
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コメント
こんばんは☆~
クリンソウが九段目まで咲く?
面白いです数えて下さいね
ブログ毎日偉いですね・・
今、気付きましたブログ2006年が無いですし
2005年も4月だけ?
ブログ自体は古いんですね
この写真もいい感じ・・
投稿: ray | 2007年6月 7日 (木) 22時23分
rayさん今晩は。
クリンソウが9段目まで咲くかどうか・・・、我が家でチャレンジしてみたいと思いますが、どうかなー。
実は、このブログは2005年の4月に一度だけ書いて何となく忘れていました。それを突然思い出したのが今年の春というわけです。
出掛けることが多いのですが、家に居るときは、日記のように書きたいと思っています。
投稿: norinori | 2007年6月 7日 (木) 22時49分