エゾヤマザクラが咲いた
北海道もお花見のシーズン。テレビでは函館の五稜郭公園がたびたび映ります。
我が家の東側には遊歩道があって、市が街路樹として植えて管理している(・・・と思われる)桜が3本、まるで自家用のように敷地に面しています。
ここ数日たのしみに開花を待っていたところ、そのうちの1本がきれいに咲きました。
北海道では、ふつうに庭や街路樹で見られる桜の多くがエゾヤマザクラのようです。実生でしょうから開花期や花色の濃淡、樹形はさまざまで1本ずつ個性があり、散歩などで見て歩くのは楽しいものです。一方、五稜郭公園や円山公園でみごとに咲く桜はソメイヨシノですから、こちらは接木で殖やされたコピーで、1本ずつの個性を感じることができません。
「我が家の」エゾヤマザクラを見上げて、風呂上りに一杯だけビールを飲みました。まだ寒いので。
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コメント
はじめまして…
「五稜郭公園の桜」の文字が目に付きブログにお邪魔しました。
今年は五稜郭公園の桜を観に3度も行きました。
さすが夜桜は寒かった~!
話、変わりますが
今日、私のブログにエンレイソウを載せたんですが…
エンレイソウに花弁がない?本で調べて白い3枚の花弁と書きましたが、これは間違いなんですか?突然で申し訳ありません。
投稿: ray | 2007年5月10日 (木) 21時29分
rayさん、はじめまして。そしてありがとうございます。
エンレイソウの仲間にはさまざまあり、rayさんが紹介された「シロバナエンレイソウ」(別名ミヤマエンレイソウ)は、美しい3枚の花弁を持っていますからrayさんの書かれたことは間違いではありません。後ろで緑色に見える3枚が、がくですね。北海道のエンレイソウの仲間では、「エンレイソウ」のみが花弁を持たずがくが花弁のように見えるようです。『北の森の植物たち』(朝日選書)によると、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)とエンレイソウの雑種がヒダカエンレイソウとして存在しており、まだまだ進化の途中のように思えます。
投稿: norinori | 2007年5月10日 (木) 22時21分