ビオラの手入れをして思ったこと
風邪で会社を休み、ヒマだし暖かかったのでビオラの手入れをしました。このビオラ、手入れをするとしないとでは、咲き方がぜんぜん違います。
画像の下に見える花は、結実して株の下の方に隠れようとしています。
これをよく見ると、タネができて実がふくらんでいるわけです。
花が咲いている間は花粉を運んでくれる虫を待って日の当たる方へ花を咲かせ、結実すると毛虫などに食べられぬよう、株の下へ隠すのですね。
これを放っておくと、種子ばかりできてだんだんと新しい花が咲かなくなります。だから、たまに花がら摘みをしてやるわけです。
ビオラは種子を虫や鳥に運んでもらう必要はなく、熟したらパチンとはじけて種子を飛び散らせます。
それにしてもビオラ君たちはしたたかだと思います。条件のよい場所であればタネを飛ばして雑草のように殖えていますから。
ビオラもパンジーも、人間の手で数種類の野生種を掛け合わせて作られたそうです。これが園芸種となって世界中に拡がり、さらに種子を飛ばして生き延びようとするのであれば、これはもう、人間を利用したビオラの生き残り戦略と思わざるを得ません。
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コメント
昨日はわざわざご訪問頂き有難うございました。
下手な写真まで誉めて頂きまして恐縮です
エンレイソウも色々あるんですね~!
安心しました有難うございます。
ビオラの花がら摘みはした事がないですが
今年も家の周りの砂利や花壇のいたる所ですくすくと成長しています
ここ数年ビオラを買った事がないです
拾い集めたビオラを楽しんでいま~す
またお邪魔させて頂きますので宜しくお願いします。
投稿: ray | 2007年5月11日 (金) 16時05分
P.S
断りもしないでお気に入りブログ(マイリスト)に
載せちゃいましたが良かったでしょうか?
投稿: ray | 2007年5月11日 (金) 21時04分
rayさん、お気に入りにいれていただき、ありがとうございます。たいへん光栄です。
ビオラはたくましいですよね。好きな花のビオラ選んで集めて植えておくと、何年か経ってから「理想のビオラ」が咲くようになるかもしれませんね(品種改良!)。
五稜郭公園の桜は、私も5年ほど前に見に行きました。五稜郭の歴史、それに桜の華やかさと儚さを重ね合わせると、しんとした気持になりました。
これからもよろしくお願いします。
投稿: norinori | 2007年5月11日 (金) 22時05分