2025年10月 9日 (木)

リーガルリリーの種子を埋めた日

僕の好きなユリのひとつ、リーガルリリーの播種をしました。

このユリはとても強い種類なのだろうな、と思っています。

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庭の引越しのため、萌芽していた球根ごと掘り上げて5月に移植したところ7月上旬、テッポウユリより早く、きれいに咲きました。

近くで育っていたユリにはウイルス感染の病徴があったので、こちらは処分しました。でもリーガルリリーに病徴は見られません。

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このユリには種子がたくさんできるので、タネから殖やそうとしています。

数年前に播種してできた球根は数本あり、まだ咲いていないのですが、今年も播種に挑戦してみます。

・・・?

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今日、莢を開けてみると数百粒の中に2粒、既に発芽している種子がありました。

僕は勝手に、ユリの種子は一度乾燥させてから播種すべきと思っていましたが、そうでもなさそうです。

なのですぐに土に埋めて(播種して)みましたが・・・さてさて、この採り播きした種子たちは来春、ワサワサと発芽しているのでしょうか?

楽しみに春を待ちます。

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2025年9月14日 (日)

美しいカメムシに出会った(ツノアオカメムシ)

今シーズンは家庭菜園で大いにカメムシに悩ませられたので、ちょっとナーバス気味です。

そんな中、育苗トレーの縁を歩く美しいカメムシを見つけました。

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図鑑で調べるとツノアオカメムシ。オスのようです。

広葉樹を食草として繁殖しているようなので我家の菜園に影響はなし。赤い脚と触角、金属光沢のボディが美しいな。

よく似た種にアオクチブトカメムシがありますが、こちらは植物ではなく蛾の幼虫などを食べてくれるそうで。

カメムシには肉食と植物食の種に分れます。それが進化の過程でどのように分かれて今の形になったの?と興味がわきました。

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2025年9月 8日 (月)

ホソヘリカメムシの勉強をした

庭が広くなった今シーズンは張り切って、菜園のエダマメとインゲン(さやいんげん・モロッコいんげん)に力を入れました。

そのインゲン(ネット)の、決まった位置にスリムなカメムシがいつも居ることに気付いてはいたのですが、強敵であると知らないまま見守っていました。

それが、ホソヘリカメムシ(当時、名前だけは把握しましたが生態は確認せず)。

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敏捷に飛翔し、強そうな脚を持っていることからサシガメの一種で、他の虫を捕食する類と勘違いしていました。

だから放置で・・・

エダマメの後半とインゲンが、けっこうやられました。

インゲンの実着きが良くなく、エダマメの一部の粒が吸汁されて硬く不味くなったりして。

でも、初めての場所での地力不足や、他のカメムシの仕業と思っていたのです。

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ホソヘリカメムシに興味を持ったのは最近、インゲンのつるでこのアリのような黒く小さな虫を見つけたことから。

図鑑やネットでアリを調べても、出てきません。

触角が長いことから「アリではない」と気付き、ホソヘリカメムシで検索すると、その幼虫だとわかりました。

そして、ホソヘリカメムシが豆類の重要害虫だと初めて知ることに。

北海道では年1回の発生らしいので、こいつら幼虫が成虫になって越冬するのでしょう。

・・・来年は、成虫を見つけたら虫捕り網を使って片っ端から捕殺、だな。

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2025年9月 7日 (日)

ハマキムシと対峙した

ことし初挑戦のオクラが順調なので、新鮮でやわらかな実を存分に楽しんでいます。

そんな中、一部の葉がゆるく巻かれて虫が入っているのに気付きました。

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上手に巻くものですね。

この時は巻かれた部分をちぎって踏みつぶし「葉巻虫というやつだな」「蛾の幼虫なのだろう」で済ませていました。

ところが・・・

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育苗していたタチアオイ(ホリホック)がひどいことになっていました。

葉が穴だらけで、その多くが巻かれています。

そういえば、オクラもタチアオイも同じアオイ科なのです。

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地植えの成株でも・・・とてもきれいに巻かれていました。

こうなると、敵の正体を明らかにしておかねばなりません。

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葉巻を開くと、緑色で頭の黒いイモムシがいました。1か所に3匹育っている「葉巻」も。

オクラの害虫としてネットで調べると、ワタノメイガのようです。

「年3回発生、8~9月に多い、幼虫で越冬する」と情報がありました。

今後の対策としては、この時期にはオクラとタチアオイの葉が巻かれていないか気を付けて見ておく、ということかな。

タチアオイは北海道でも緑色の葉をつけたまま雪の下で越冬しますが、この秋は葉を切り取って土に埋めることにします。

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2025年9月 5日 (金)

ミニトマトの実に穴が・・・犯人はオオタバコガの幼虫?

家庭菜園で少しのミニトマトを栽培するようになって20年近くになりますが、これまで「虫に食われた」という経験がありませんでした。

それが・・・春に引っ越してきたばかりの新しい土地にて栽培も終わりが近くなる頃ですが、

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ポツポツと穴の開いた実を見掛けるようになり、今日は犯人捜しをしてみました。

これらの、大きく穴の開いた実の中には糞だけがあり、犯人は脱出後。

それでもトマトの木をよく見ると一匹だけ、果梗の所でイモムシを発見しました。

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ヨトウムシに似ていますが、つついても丸まることはありませんでした。

ネットで「トマトの害虫」を検索し画像をあれこれ比較すると、オオタバコガの幼虫によく似ています。

トマトの害虫として重要なイモムシはハスモンヨトウ・タバコガ・オオタバコガで、タバコガとオオタバコガの幼虫は区別が難しいとの情報がありました。

まあ、僕にとってはどちらでもよいのですが、まあオオタバコガとして覚えておこうと思います。

他にも居るのかなぁ・・・

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2025年8月31日 (日)

サルビア「ボンファイアーサカタ特選」

真っ赤なサルビアを庭でボリュームたっぷりに咲かせるのはなかなか難しく、スカスカになってしまいがちです。

その理由を、僕は以下の二つと考えていました。

①売り場に並ぶ、ポット苗でも花を咲かせるサルビアは小型の品種なので開花時のボリュームは期待できない

②サルビアは、花の咲いたポット苗では根詰まりしてしまい、それを地植えしても育ちにくい

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・・・ということで、大型のサルビア品種「ボンファイアーサカタ特選」の種子を購入し、自分でポットに播種・育苗してみました。

そしてポット苗での開花を待たず早めに定植すると・・・その後の生長と開花は大成功でした。

そのような植物は多いでしょうから、あれこれ検証してみようと思います。

北海道は秋の気配を色濃く感じるこの一週間ほど。

この夏、我家では結局エアコンの出番がなく、最近は窓を閉めて寝るような秋を感じる日々になりました。

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2025年8月26日 (火)

アガスタシェ アリゾナサンセット

種子から育てたアガスタシェ アリゾナサンセット。

4月下旬に20粒入りの袋から種まきしてポットで5株が育ち、8月に開花しました。

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品種名の「サンセット」が示すのは、蕾から開花までのオレンジがかったピンクの色合いなのでしょう。

それでも、この色合いは個体によって少しずつ異なり、均一ではありません。

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1年目の草丈は20cmほどで、とてもコンパクトだと感じました。株型も個体差があります。

僕が知っているアガスタシェと言えば、北海道にも自生しているカワミドリ(Agastache rugosa)で1m近くの草丈をイメージしていましたが、品種の説明をよく見ると25~30cmとあります。

アリゾナサンセットは Agastache hybrida Arizona sunset となっていて、品種育成の過程で Agastache rugosa の血が入っているかどうかは分りません。Agastache属には20前後の種があるそうですから、僕のイメージからかけ離れていても不思議ではありませんね。

でも葉に触れると、きちんとカワミドリに近い香りがしました。

これから冬を越して僕の庭で生き残るのか、そして来年の夏にどのような姿になっているのかが、楽しみです。

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2025年8月23日 (土)

北海道にはカマキリがいる

少し前に北海道新聞の記事を読んで「へえ、北海道にもカマキリがいるとは聞いていたけれどこの町にもいるんだ」と思っていたら、

数日前に妻が小さいやつを発見しました。「可愛いねぇ。」と。

そして先ほど。

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2階バルコニーをふと見ると、それらしい影。

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拡大して見れば、確かにカマキリで成虫のようです。

温暖化の波、恐るべし。

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2025年7月 7日 (月)

リーガルリリーが咲いた。

今日は朝からよく晴れて、気温がぐんぐん上がり今シーズン初めての30℃となりました。

だから僕は昼食前あたりから活動停止(暑い!)。

5月に引っ越してきたこの家にエアコンはあるのですが、もう少し我慢です。

それでもリーガルリリーがしっかりと咲いてくれました。

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今年ゼロから始めたこの家での庭造りはまず、土壌改良から進めなくてはなりません。

多くの植物を掘り上げて前の家から持って来た中、ユリは萌芽時期でしたが問題なく育ち、対してアジサイは定植後の活着に時間を要しました。

ここの土壌は火山灰で、有機物と言えば雑草と木の根くらいなので、腐葉土と牛ふん堆肥をたっぷりと植穴に入れました。

でも、周りが火山灰ですから水がスースー通ってしまい、気温が上がるとうなだれる植物が、まだ多いのです。

この夏は、晴れれば毎日の水やりが必要になってきました。暑い日はこの水やりがたいへんなので、早くしっかりと根を張ってほしいです。

キャンプや釣りなどこれから、この庭に張り付いているわけには行きませんから、ね。

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2025年7月 5日 (土)

初めて会ったチョウ

5月半ばに郊外へ引越して、新しい庭造りにチャレンジしています。

庭の方は苦戦しながらもコツコツ進めているところですが、自然豊かな場所のため、身近には見ることのなかった昆虫が庭へ来てくれるという幸運もあって、楽しく観察しています。

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暑い日中にブルーベリーの葉陰で休むウラゴマダラシジミ。

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夕方に弱々しく飛んできたウラミスジシジミは、羽化直後だったのかもしれません。

翅の表面はメタリックな青紫色なのですが写真は撮らせてくれませんでした。

この蝶、僕は初めて見ました。ラッキーです。

庭のスペースは前の家の5倍ほどあり、借家ではないので好きな植物を自由に植え進んでいるところです。

こちらがひと段落したら、いよいよ渓流へ出掛けなくては・・・ちょっと暑すぎるかとは思いますが。

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2025年5月 1日 (木)

今年初タラの芽・タケノコだった日。

3日前の散策で「うーん・・・もうちょっと・・・3日後かな」と見送ったタラの芽が、少し早いですが食べ頃になっていました。

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と、いうことで、今夜は天ぷらで美味しくいただきました。

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こちらは、はしりのタケノコ(チシマザサの新芽)。

まだ細くて効率が悪いのは分っていましたが・・・

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食べられる部分は、ほんの少しでした。

でも、僕にとってはこれでよいのです。

大好きな季節が始まった・・・その儀式のようなものなので。

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2025年4月29日 (火)

山菜採りの季節が始まった。

今年の北海道は、4月後半になって春の訪れがスピードダウンしています。

その中で僕は、いつもの森の散策を楽しみながら先々週にフキノトウ、先週からは若いフキを少しずつ採りつつ、春の進み具合を観察しています。

昨日の散策では明るいブルーの小さなシジミチョウがキラキラと・・・

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コゴミの葉に停まりましたが、きれいな翅の表面は見せてくれず。翅裏の模様から、ルリシジミのようです。

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タラの芽は、少し割れて新葉がのぞき始めていました。

天気がよければ3日後あたりからが採り頃の始まりかな。

雪解けが早く日当たりのよい場所では、タケノコ(チシマザサの新芽)も少し出始めていたので、ついに僕の、山菜採りの季節が始まります。

楽しみだなあ・・・

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2025年4月22日 (火)

若フキを採ってきた。

今年も山菜採りの季節がやってきて、今日は若いフキの美味しそうなところを厳選して採ってきました。

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軽く湯がいて、明朝の味噌汁になります。

これが美味しいんだなあ。

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この森には15年以上通っていて、同じ場所で近ごろ気になっていたのがこの植物。

日陰のためか夏秋にも花が咲いたところを見たことがないのですが・・・ニリンソウのように見えて、正体はトリカブトなのでしょう。

危ない植物はだいたい分るので、まだ採ったことのないイラクサやアザミなど、チャレンジしてみたいのですが踏み出せていません。

それでも、来週になればタラの芽、その次にはチシマザサのタケノコやウドの時期が始まります。

なんと楽しくも忙しいことか・・・最高です。

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2025年3月31日 (月)

春の雪。

きのうは少し強めに雪が降り、一度は咲いたクロッカスでしたがしっかりと花弁を閉じました。

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公園で元気に展開していたフキノトウも・・・

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まあ、よくあることで「一時お休み」というところでしょう。

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意外なところでは、カエルの卵に雪が積もっていました。

白く見えない部分にも、シャーベット状になった雪が被さっています。

僕はこの景色を初めて見ましたが、まあ、ありそうなこと。

それでも季節は確実に進み、日が長くなり晴れれば陽射しの強さが増してきました。

さてさて、僕も動き出さなければ。

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2025年3月21日 (金)

今シーズンの初フキノトウは3月19日。

北海道のこの辺り、今シーズンは気温が高めに推移し雪解けが進んできました。

それでも17日に20cm近く積もっていったん足止め。また解けて19日の朝、近所の公園でフキノトウを見つけました。

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例年の僕の行動では、この公園でフキノトウを見つけてから2週間後あたりに、まだ雪の残るいつもの沢へ出掛けて「フキノトウ採り」の始まりとなります。

楽しみだな。さらに2カ月後にはヤマメ釣りも始まるし。

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そして午後には、青空に「なごり雪」。関東では「風花」と呼ぶようですが北海道では使わない呼び名です。

卒業シーズンに降る優しい雪は、きっと記憶に残るでしょう。

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«また積雪。